2014年9月の第2製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
パレテーナ取扱い作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
パレテーナ組み立て作業に気を取られていると、周囲の物や人に気付かずに接触する。 |
○ |
2 |
パレテーナの枠のロックを忘れていると、枠が倒れてきて足に当たる。 |
|
3 |
長年使用しているパレテーナの為、素手で組み立て作業を行いキズ(バリ)があるところに触れると、手に裂傷を負う。 |
○ |
4 |
パレテーナの留め金具は錆びていて、はまりにくい物がある為、無理に力を入れて作業を行うと、留め金具から手が外れ腕をぶつける。 |
|
5 |
枠を折りたたむときに、角の枠を持ちながら折りたたむと、指を挟み怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
周囲に何もないか確認してから、組み立て作業を行う。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
パレテーナの組み立て作業を行うときは、周囲を確認してから、組み立て作業しよう。 |
指差し呼称 |
周囲よし! |
7月にご紹介しました本社製造部の「粉砕室のカーテンを防音仕様に/騒音対策を拡充!」に続き、本社製造部で実施した騒音対策をご紹介します。
下の写真は今回工場内に設置した防音シートです。

設置された防音シート
防音シートのこちら側は、近隣住宅に近い方であり、こちら側への騒音は出来る限り小さくする必要があります。
防音シートの向こう側には、騒音源となるコンプレッサーや粉砕機が稼働しており、非常に大きな音を発しています。以前はコンプレッサーのまわりだけ防音シートで囲って対策していましたが、それでは不十分だという会社判断により、粉砕機も含めて防音シートで囲うことにしました。
防音シートの効果は大きく、シートのこちら側の騒音は小さくすることができ、近隣住民への影響も小さくなったと思われます。
古川工場の事務所前の駐車場を舗装し直しました。また、駐車場から第1製造部(受託粉砕部門)へと繋がる階段を作り直しました。

舗装して綺麗になった駐車場

作り直された階段
事務所前の駐車場は前回の舗装から年月が経っており劣化した状態でした。ひび割れや陥没している部分などもあり、安全性に一部問題がありましたが、今回の舗装し直しによって全面綺麗な状態となり、改善されました。
また、駐車場から第1製造部へと繋がる階段は、以前は岩を置いた感じの階段で手摺りもなく、安全への配慮が不足していました。今回、写真のようにコンクリート階段に作り直し、手摺りも設置しました。
今後も、社員やご来社いただく方の安全に配慮した改善を、継続していきます。
以前ご紹介しました「粉砕室前室の仕切りをシャッターに置き換え/異物侵入させません!」に続き、古川工場の他の粉砕室でも、前室の仕切りをシャッターに置き換えました。

屋外と前室との仕切りをシャッターに置き換えることで、隙間を極力減らし、虫や埃が粉砕室へ侵入する可能性を小さくしています。
喜多村では異物混入のリスクをゼロに近づけられるように様々な予防策を実施しています。今後もお客様にはコンタミネーションの心配なく安心して受託粉砕サービスをご利用していただけるよう、さらなる努力をしていきます。
古川工場に乾湿両用掃除機を導入しました。
加工室や廊下を水拭きや水洗いした場合など水分が残っていても、乾いた床面同様に清掃することができるため、効率的に清掃することができるようになりました。
2014年8月の開発部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、開発部では勺置き場を改善し、使いやすくしました。
<改善前の状態&問題点>
開発部で使用する勺はR&D室の勺置き場で保管しています。スチールネットにフック2つを引っかけ、それで勺を保持するようになっていました。この保管方法では勺は不安定であり、通行時や勺の取り出し・片付けの際に、他の勺を落としてしまうことがありました。
<改善後の状態&効果>
勺の保管場所にコンパネを貼り、ヘルメットハンガーを取り付け、勺の保持方式を変えました。この改善によって、勺がしっかりと固定されるようになり、取り出し・片付けの際に他の勺を落とすことは無くなりました。また、見た目にも整頓され見栄えも良くなりました。
2014年8月の製造部(本社)の5S活動事例を紹介します。
今回、製造部では第二工場の下駄箱の下部や裏側の清掃をしやすいように、下駄箱にキャスターを取り付けて改善しました。
<改善前の状態&問題点>
第二工場の玄関近くにある下駄箱は、作業者の安全靴や来客用スリッパがあり、汚れる場所でもあります。また、下駄箱の裏側にも砂埃などが入り込みますが、清掃するためには二人がかりで下駄箱を移動する必要があり、効率が悪く掃除がしにくいところでした。
<改善後の状態&効果>
下駄箱にキャスターを取り付けました。この改善によって、清掃時には下駄箱を一人で楽に移動できるようになり、また床塗装にキズをつける心配もないので、安心して掃除ができるようになりました。時間短縮にも繋がっています。