2014年3月の第1製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
機械運搬作業(フォークリフト使用)
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
高さのある設備を運搬中、各棟入口のクイックシャッターを通過するときに入口上部に設備が当たって傾き、周辺作業者に当たる。 |
◎ |
2 |
クイックシャッター上部の高さよりも入口の高さが低い粉砕室があるため、クイックシャッターを通過できても、そのままの高さで粉砕室に入ろうとすると、入口上部の梁に設備が当たって傾き、周辺の作業者に当たる。 |
|
3 |
高さのある設備を運搬中、上部ばかりに気をとられていると歩行者の発見が遅れ接触する。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
各棟入口のクイックシャッター前で、安全確認バーに当たらないことを確認してから通過する。(安全確認バーは棟内の粉砕室入口上部の最も低い箇所の高さに合わせて設置されている) |
※ |
2 |
安全確認バーに当たるときは運搬中の設備の高さを低くして調整する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
高さのある設備を運搬するときは、安全確認バーに当たらないことを確認して、そのままの高さで通路・作業室を通過しよう! |
指差し呼称 |
高さヨシ!! |
2014年2月の技術部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
技術部において機械を整備する際には、枕木の上に機械を載せて作業することがあります。今回はこの枕木の改良と保管方法を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
工作室にある枕木は用途によりいろいろな大きさ、形があり、保管時にはかさばっていました。また、定置管理もされていませんでしたので、目的の枕木を探し出し取り出すのに手間がかかっていました。
<改善後の状態&効果>
色々な大きさに対応できるように枕木を改良し、大きさ、形を統一しました。また専用台車を作り定置管理しました。これにより容易に取り出して使用できるようになりました。また、コンパクトになった為、省スペースになりました。
2014年2月の第2製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
第2製造部ではフッ素樹脂潤滑用添加剤の製造をしています。製品タンクにできあがってきたフッ素樹脂の粉末をファイバードラム等に充填する際には粉が舞い上がり、床面を広範囲に汚していたため、それを改善しました。
<改善前の状態&問題点>
製品の充填作業時、集塵機に繋がれたダクトホースを側に設置し、舞い上がった粉塵を捕集していました。しかし、それだけでは捕集しきれず、粉塵は床面の広範囲に落ちて拡がっていました。
<改善後の状態&効果>
製品タンクを丸ごと囲む集塵ブースを製作し設置しました。これとダクトホースによる捕集を併用することで、舞い上がった粉塵は集塵ブースの外へ拡がることはなくなり、従来と比較して床面を汚す面積が小さくなりました。
2014年2月の製造部(本社)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
フッ素樹脂原料投入作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
|
1 |
粉が階段に付着し、足を滑らせ怪我をする |
○ |
2 |
フォークリフトのサイドブレーキがしていないと、リフトが前進して階段に挟まれ怪我をする |
◎ |
3 |
鍋で投入する際、階段から足を踏み外し、転落し怪我をする |
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4 |
階段のロックがしていないと、階段が動き出し、作業者が怪我をする |
|
5 |
階段の昇降時に、パレットに引っかかり怪我をする |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
原料投入時は、足元をよく確認してから作業する |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
原料投入時は、足元をよく確認してから作業しよう |
指差し呼称 |
足元確認 ヨシ! |
2014年2月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
エルボージェット分級機本体の分解組立作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
側板の取手のネジが緩んでいると取手が外れて落下し、足に当たり怪我をする。 |
◎ |
2 |
側板は重く、取手の位置が重心より下にあるので、しっかり持たないと側板が回転した勢いで落下し、怪我をする。 |
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3 |
側板が外れていると分級エッジが露出しているため、素手で触れると手を切る。 |
○ |
4 |
手袋に粉が付着している状態で側板の取り外し作業を行うと、滑って落下し、足に当たり怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
取手のネジが緩んでいないことを確認する。 |
※ |
2 |
側板は回転しないようにしっかり持つ。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
側板を外すときは取手のネジが緩んでないことを確認し、回転しないようにしっかり持とう。 |
指差し呼称 |
ネジヨシ!持ち方ヨシ! |
2014年2月の原料課(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
コンテナから袋原料を降ろす作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
コンテナ内の原料が荷崩れを起こしていると、コンテナの扉を開ける際、作業者に当たる |
○ |
2 |
コンテナ内で作業している時、奥の荷が荷崩れを起こして、作業者に当たる |
○ |
3 |
袋原料をフレコンに入れる際、上と下との作業者の息が合わないと、下の作業者に原料が当たる |
○ |
4 |
鋭利なブロック原料だと、持つときに袋が破れて、身体に当たりケガをする |
|
5 |
コンテナ内の原料が高く積んである為、荷を降ろす時に、肩・腰に負担がかかる |
○ |
6 |
高い原料を降ろす時、下の原料を足場にして降ろそうとすると、足場が不安定な為足を挫く |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
荷崩れを起こしているものと考えて扉を開ける |
※ |
2 |
扉を開ける際、一気に開けない |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
コンテナの扉を開ける際は、荷崩れを起こしていると考え、確認しながら少しずつ開けよう |
指差し呼称 |
扉を少し開けて‥‥積み荷を確認! |
2014年1月の総務部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
フォークリフトバッテリー液補充作業を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
改善前は、補充液タンクから専用容器に移し替えて補充していました。これでは移し替えの際にこぼしたり、液の減り具合によっては数回同じ作業を繰り返すことになり、手間がかかっていました。
<改善後の状態&効果>
補充液タンクを棚の上に置き、ホースを接続して直接補充出来るようにしました。先端にはコックがついており、どの注入口へも容易に補充が出来ます。この方法なら何度も容器に移し替える必要も無く、とても楽に作業が出来ます。