2025年9月の設備保全部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
設備保全部では「試運転部屋でシャコマンリキの管理」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
設備の試運転時にはシャコマンリキを使用することがありますが、準備の際にシャコマンリキを持ち運びするため、時間のロスが生じています。

<改善後の状態&効果>
試運転部屋にシャコマンリキを設置できる場所を新たに設けました。 これにより試運転の準備時間が短縮され、作業をより効率的に行えるようになりました。

喜多さんの進化抄録集 : みんな de KAIZEN

このカテゴリーでは、製造現場などが主体となって進める改善活動を紹介しています。 主に5S活動やKY(危険予知)活動、管理図によるトレンド管理活動の成果を掲載しています。
※翻訳ツール(右上)を利用して翻訳した場合、「喜多さんの進化抄録集」以外のコーナーへ移動すると日本語表示に戻ります。ご了承ください。
各部門で5S責任者を選出し5S活動を推進、その成果を毎月発表会にて全社に展開しています。 また、毎月1回社長を筆頭に5S責任者が各部門を巡視し、5Sができていない箇所やさらなる5S改善ができる箇所などを見つけ、5Sの維持向上を徹底的に行っています。
各部門でKYT(危険予知訓練)を実施しています。部門において潜んでいる危険源を特定、分析し、それを解決する為の対策を考え、その成果を毎月発表会にて全社に展開しています。 この活動により、社員一人ひとりの危険への感受性を鋭くし、要所要所の集中力を高め、労働安全推進への意識を高めています。
当社の製造現場では管理図による製品粒径のトレンド管理をしてます。粒径規格とは別に過去のデータを基にして管理限界を設定し、製造工程が安定状態にあるかを常に監視しています。 さらに、管理図の管理限界の幅を狭くする、つまり製造工程をより安定状態するために、工程改善等を実施しています。 管理図によるトレンド管理活動の成果についても、5S、KYとともに発表会で全社に展開しています。
2025年9月の設備保全部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
設備保全部では「試運転部屋でシャコマンリキの管理」を実施しました。
設備の試運転時にはシャコマンリキを使用することがありますが、準備の際にシャコマンリキを持ち運びするため、時間のロスが生じています。

試運転部屋にシャコマンリキを設置できる場所を新たに設けました。 これにより試運転の準備時間が短縮され、作業をより効率的に行えるようになりました。

2025年10月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
第1製造部では「掃除機ブラシの定置管理」を実施しました。
作業現場で使用する掃除機ブラシはミーティングルームで保管していますが、 段ボールケースに入った状態で保管されているため内容がわかりにくい状態でした。また、ミーティングルームのレイアウト変更により置き場が頻繁に変わるため、すぐに見つからないこともある状態でした。

備品保管用の引き出しの一段を利用し、掃除機ブラシの収納場所を定め、引き出しに表示を貼り付けました。 置き場が定まったことで、探す手間がなくなり、見た目もよくなりました。

2025年10月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
フレコン入荷作業

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
| ◎ | 1 | フォークリフト操作中、急旋回・急停止で吊り荷が大きく揺れると作業補助者に接触する。 |
|---|---|---|
| ○ | 2 | 作業者が吊り荷の近くで作業すると、荷の落下や揺れによって挟まれたり、荷に接触する。 |
| ○ | 3 | フレコンベルトの劣化・損傷などで荷が外れると、付近の作業者に当たり怪我をする。 |
| ◎ | 4 | フォークリフト運転者と補助者の声掛け、合図伝達が不十分な状態で作業すると、互いのタイミングが合わずフレコンが接触し怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
| 1 | 荷物を高く吊らず、低位置で安定した運搬をし、旋回・停止はゆっくり行う。急な操作をしない。 | |
|---|---|---|
| ※ | 2 | 据え付けの作業の際は補助者へ声掛けし安全な位置にいることを確認する。 |
※:重点実施項目
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
| チーム行動目標 | リフト操作者は、補助者に作業開始の声掛けを行い安全を確保してからゆっくり進入し吊り上げ、据え付けをしよう。 |
|---|---|
| 指差し呼称 | 前進(後退、旋回)開始。作業位置ヨシ! |
2025年9月の総務部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
総務部では「ネットワーク機器周辺の整理整頓(古川実験室)」を実施しました。
実験室に設置してある無線APを新しい機種へ置き換えた事により、機器や配線が密集してしまい見栄えが悪い状態でした。 また、機器を置くスペースが限られているため機器を重ねて置くしかない状態でした。

通常のハブからPoE対応ハブに置き換えた事で必要な機器や配線を減らす事ができました。 限られたスペースでもきれいに収納できるようになり、見栄えや機器の保管状態が改善されました。

2025年9月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
下り坂道荷物運搬作業

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
| ◎ | 1 | 前向きで荷物を運搬すると、荷物が台車からずり落ち、通行人に当たって怪我をさせる。 |
|---|---|---|
| ◎ | 2 | 後ろ向きで運搬するとき、後方確認しないと通行人と衝突し怪我をする。 |
| ○ | 3 | 後ろ向きで急いで運搬すると、作業者が転倒して怪我をする。 |
| ○ | 4 | 荷物が台車の端に偏って載せられていると、坂道運搬途中で荷物が落ち、作業者に当たって怪我をする。 |
| ○ | 5 | 坂道の前で急いで旋回し、台車を後ろ向きに変えると、遠心力で荷物が台車から落ちて、作業者に当たって怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
| ※ | 1 | 下り坂道は、台車を後ろ向きにして、荷物運搬する。 |
|---|---|---|
| ※ | 2 | 後ろ向きにして荷物運搬する際は、後方確認する。 |
※:重点実施項目
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
| チーム行動目標 | 下り坂道は、台車を後ろ向きにして、後方確認してから荷物を運搬しよう。 |
|---|---|
| 指差し呼称 | 台車の向き・後方確認 ヨシ! |
2025年8月の第2製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
第二製造部では「3-4室 台車の変更」を実施しました。
台車の上にプラスチックの収納BOXが置いてあり、その上にさらに色々な物があり、粉が付きやすい状態です。

ステンレス製の収納BOXに変更し、不要な物を撤去しました。バインダーや各加工室用の備品がBOX内部に収納できるようになったため、粉が付着しにくくなり、見た目が良くなりました。

2025年8月の開発部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
開発部では「開発部実験室 SYNC廃液タンクの改善」を実施しました。
SYNCの廃液タンクは容量が3Lと小さいく倒れやすい状態です。また、ボトルの口径が広く見た目も悪い状態です。

SYNC廃液タンクの容量を大きくしました。(3L→10L) 口径は排水ホースの径と同じくらいの大きさに変更しました。 また、用途をわかりやすく表示しました。廃液タンクは倒れにくいタンクになり、見た目が良くなりました。
