砕きの喜多さん

このカテゴリーでは、製造現場などが主体となって進める改善活動を紹介しています。 主に5S活動やKY(危険予知)活動、管理図によるトレンド管理活動の成果を掲載しています。

※翻訳ツール(右上)を利用して翻訳した場合、「喜多さんの進化抄録集」以外のコーナーへ移動すると日本語表示に戻ります。ご了承ください。

<5S活動>

各部門で5S責任者を選出し5S活動を推進、その成果を毎月発表会にて全社に展開しています。 また、毎月1回社長を筆頭に5S責任者が各部門を巡視し、5Sができていない箇所やさらなる5S改善ができる箇所などを見つけ、5Sの維持向上を徹底的に行っています。

<KY(危険予知)活動>

各部門でKYT(危険予知訓練)を実施しています。部門において潜んでいる危険源を特定、分析し、それを解決する為の対策を考え、その成果を毎月発表会にて全社に展開しています。 この活動により、社員一人ひとりの危険への感受性を鋭くし、要所要所の集中力を高め、労働安全推進への意識を高めています。

<管理図によるトレンド管理活動>

当社の製造現場では管理図による製品粒径のトレンド管理をしてます。粒径規格とは別に過去のデータを基にして管理限界を設定し、製造工程が安定状態にあるかを常に監視しています。 さらに、管理図の管理限界の幅を狭くする、つまり製造工程をより安定状態するために、工程改善等を実施しています。 管理図によるトレンド管理活動の成果についても、5S、KYとともに発表会で全社に展開しています。

記事一覧

5S事例:清掃用品の置き場改善 by製造部


2024年6月の製造部(本社)の5S活動事例を紹介します。

製造部では「清掃用品の置き場改善」を実施しました。

<改善前の状態&問題点>

掃除機などで使う清掃用品を書庫で種類別に保管していましたが、袋に入れて吊るしてあるので落ちやすく取り出しづらい状態になっていました。

改善前画像

<改善後の状態&効果>

第一工場の工具室に清掃用品の置き場を移して保管するようにしました。スライドできる引き出しや長いボルトを利用して吊り下げて保管できるようになったので取り出しやすく整理整頓された状態になりました。

改善後画像

5S事例:第2工場特殊工具置き場改善 by製造部


2024年6月の製造部(本社)の5S活動事例を紹介します。

製造部では「第2工場特殊工具置き場改善」を実施しました。

<改善前の状態&問題点>

第2工場で使用する特殊工具ですが、使用する頻度が少ない為ツールBOXに保管されいました。様々な物が入っており取り出しづらく不要な物も一部入っている状態になっていました。

改善前画像

<改善後の状態&効果>

必要な特殊工具だけを選定し、既存の棚にフックを取り付け吊り下げて保管できるようにしました。余分な物が無くなり取りやすく整理整頓された状態となりました。

改善後画像

 

5S事例:薬包紙のケース管理 by品質保証部


2024年6月の品質保証部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。

品質保証部では「薬包紙のケース管理」を実施しました。

<改善前の状態&問題点>

秤で試料を量る時に使う薬包紙をケースに入れていましたが、蓋が無い為、空気中に舞い上がった微粉等が付着し、汚れる可能性がありました。

改善前画像

<改善後の状態&効果>

専用ケースを購入しました。専用ケースに変更した事により蓋が付いている為、微粉等の付着の防止ができました。

改善後画像

5S事例:第三分析室エアコンクリーニング by品質保証部


2024年6月の品質保証部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。

品質保証部では「第三分析室エアコンクリーニング」を実施しました。

<改善前の状態&問題点>

第三分析室で使用しているエアコンが設置されてから数十年クリーニングされていない為、冷却効率が非常に悪く、電気代も余計にかかっていました。またフィンの部分に粉爆で舞い上がた粉が付着している為、匂いも臭い状態でした。

改善前画像

<改善後の状態&効果>

自前でエアコンクリーニングを行いました。 冷却スピードが格段に速くなり、臭い匂いもなくなった為、快適に作業することが出来るようになりました。

改善後画像

KY事例:3棟裏架台置き場からの架台運搬作業 by第2製造部


2024年6月度の第2製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

3棟裏架台置き場からの架台運搬作業

KY画像

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 各架台にはキャスターが取り付けられている為、架台を運搬し終わった際にキャスターをロックしないと架台が動いてしまい他の作業者に接触しケガをする。
2 目当ての架台を持ち出す際に近くにある架台がキャスターロックしてないと架台が勝手に動き始め、他の作業者に接触しケガをする。
3 架台置き場付近は運搬用のトラックが出入りする事がある為、運搬する際に周囲を確認しないとトラックと接触しフォークリフトやトラックの運転者がケガをする。
4 架台置き場には傾斜がついている為、安全を確認せずにフォークリフトから降ろすと架台が動き周囲の作業者に当たりケガをする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 架台を運搬し終わった際は、キャスターを確実にロックし架台が動かないかをしっかり確認する。
2 架台を持ち出す際は、周囲の架台のキャスターが確実にロックしてあるかをしっかり確認する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 架台の返却時または、持ち出す際はキャスターが確実にロックしてあるか確認しよう。
指差し呼称 キャスターロックよし!

 

KY事例:ベアリングヒート作業 by設備保全部


2024年6月の設備保全部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

ベアリングヒート作業

KY画像

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 素手でベアリングに触れると高温の為、火傷する。
2 熱に弱い素材の手袋で作業すると手袋が溶け火傷する。
  3 ベアリング運搬時、周囲を把握していないとベアリングを他の作業者に接触させ火傷する。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 軍手を着用して作業する。
2 軍手を着用して作業する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 ベアリングヒーター使用時は必ず軍手を着用して作業しよう!
指差し呼称 軍手よし!

 

5S事例:比表面積測定装置試料管スタンド改良 by開発部


2024年4月の開発部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。

開発部では「比表面積測定装置試料管スタンド改良」を実施しました。

<改善前の状態&問題点>

細長い試料管にサンプルを充填する際、測定装置に付属のシリコン製スタンドを用いています。スタンドは不透明なため、充填部が隠れていて充填量を確認する際には試料管を何度も持ち上げる必要があり、手間でした。

改善前画像

<改善後の状態&効果>

円筒部の一部を切り欠いたスタンドの3DモデルをCADで作成し、3Dプリンタで造形しました。円筒部の一部を切り欠いたスタンドを作製したことで、試料管を持ち上げなくてもサンプル充填量が一目でわかるようになりました。

改善後画像

 

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