砕きの喜多さん

このカテゴリーでは、製造現場などが主体となって進める改善活動を紹介しています。 主に5S活動やKY(危険予知)活動、管理図によるトレンド管理活動の成果を掲載しています。

※翻訳ツール(右上)を利用して翻訳した場合、「喜多さんの進化抄録集」以外のコーナーへ移動すると日本語表示に戻ります。ご了承ください。

<5S活動>

各部門で5S責任者を選出し5S活動を推進、その成果を毎月発表会にて全社に展開しています。 また、毎月1回社長を筆頭に5S責任者が各部門を巡視し、5Sができていない箇所やさらなる5S改善ができる箇所などを見つけ、5Sの維持向上を徹底的に行っています。

<KY(危険予知)活動>

各部門でKYT(危険予知訓練)を実施しています。部門において潜んでいる危険源を特定、分析し、それを解決する為の対策を考え、その成果を毎月発表会にて全社に展開しています。 この活動により、社員一人ひとりの危険への感受性を鋭くし、要所要所の集中力を高め、労働安全推進への意識を高めています。

<管理図によるトレンド管理活動>

当社の製造現場では管理図による製品粒径のトレンド管理をしてます。粒径規格とは別に過去のデータを基にして管理限界を設定し、製造工程が安定状態にあるかを常に監視しています。 さらに、管理図の管理限界の幅を狭くする、つまり製造工程をより安定状態するために、工程改善等を実施しています。 管理図によるトレンド管理活動の成果についても、5S、KYとともに発表会で全社に展開しています。

記事一覧

5S事例:丸缶付属品の定置管理 by第1製造部


2024年9月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。

第1製造部では「丸缶付属品の定置管理」を実施しました。

<改善前の状態&問題点>

丸缶専用の付属品として蓋を乗せるフックと台車がありますが置き場が決まっていない為、空いているスペースに適当に置いてある状況でした。

改善前画像

<改善後の状態&効果>

丸缶置き場の棚にフックと台車の置き場所を作りました。 置き場所が決まった事で定置管理が行えるようになり探す手間もなくなりました。

改善後画像

5S事例:2-4室裏の置き場改善 by第1製造部


2024年9月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。

第1製造部では「2-4室裏の置き場改善」を実施しました。

<改善前の状態&問題点>

2-4室裏の置き場には、丸缶が置いてありますが配置の関係もあり利用しにくく、あまり有効活用されていない状況でした。

改善前画像

<改善後の状態&効果>

冷却チラーの場所を移動させたことでスペースが生まれ丸缶を収納できるようになりました。

改善後画像

5S事例:緊急用懐中電灯の保管 by総務部


2024年9月の総務部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。

総務部では「緊急用懐中電灯の保管」を実施しました。

<改善前の状態&問題点>

非常用懐中電灯を事務所入り口の机の上に置いていますが、古い物で明るさも狭い範囲をかろうじて確認できる程度でした。

改善前画像

<改善後の状態&効果>

明るいタイプの物に更新し広範囲を照らせるようになりました。また、入り口壁面の定位置に吊り下げて保管するようにしたため、非常時に持ち出しやすくなりました。

改善後画像

5S事例:ドラム収納時滑り防止 by総務部


2024年9月の総務部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。

総務部では「ドラム収納時滑り防止」を実施しました。

<改善前の状態&問題点>

潰したドラムの収納用に金属製のカゴを使用していますが、底面がプラ板で滑りやすいためドラムが倒れやすく収納に手間が掛かってしまいます。

改善前画像

<改善後の状態&効果>

カゴの底板に滑り止めテープを貼りつけたところドラムが滑らなくなり、収納、取り出し共に容易になりました。

改善後画像

KY事例:コピー用紙 運搬作業 by原料部


2024年9月の原料部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

コピー用紙 運搬作業

KY画像

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 重量物であるコピー用紙(箱)を2階保管場所へ移動の際、階段を上ることで腰に負担がかかり怪我をする。
2 コピー用紙(箱)を持つことにより、足もとの視界が悪くなり、階段の段差に躓き転んで怪我をする。
3 階段が狭いため、作業員同士すれ違う際にぶつかり怪我をする。
4 手元に集中していると経路にあるものを見落とし、つまずいて怪我をする。
5 重量物であるコピー用紙(箱)を足もとに落とし怪我をする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 危険源排除のため保管場所を1階に移動させる。・・・(実施済み)
2 経路に支障になるものが無いことを確認し、台車で運搬する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 コピー用紙を保管場所に移動させる前に経路を確認し、台車に乗せて運搬する。
指差し呼称 運搬経路よし!

KY事例:SYNC用廃液容器持ち上げ作業 by開発部


2024年9月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

SYNC用廃液容器持ち上げ作業

KY画像

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 容器(20L)に廃液が満たされている状態で、重みを気にせず持ち上げようとし、バランスを崩し、机に体をぶつける。
2 容器(20L)に廃液が満たされていることに気づかず、不安定な体勢で容器を持ち上げようとすると背中や腰を痛める。
3 (内容物が有機溶剤の場合)容器のふたがきちんと閉まっていないことに気づかず持ち上げようとすると、廃液がこぼれて蒸発し、蒸気を吸って気分が悪くなる。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 容器に廃液の内容量の目印をつけ、その目印より多くの液を貯めないようにする。貯留量は10L以下とする。
2 廃液の容器を持ち上げる際には、内容量が上記の目印以下であることを確認してから持ち上げる。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 容器に内容量が10L以下となる目印をつけ、それより多くの廃液を貯めないようにし、内容量を確認してから持ち上げよう!
指差し呼称 内容量 よし!

5S事例:4-8-4室掃除機ブラシの保管 by第2製造部


2024年8月の第2製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。

第2製造部では「4-8-4室掃除機ブラシの保管」を実施しました。

<改善前の状態&問題点>

4-8-4室の掃除機用ブラシなどは、定置管理されておらず掃除機の上に置いてある状態だった為、見た目もよくありませんでした。又、製品用と床掃除用ブラシと区別していますが、重なることがあり使用時にブラシの先を綺麗にしてから使っています。

改善前画像

<改善後の状態&効果>

掃除機付近の壁にフォルダーを設置し3個別々に保管できる状態にしました。ブラシどうしが重なり合うことがなくなり取り出す時もすぐ取り出せ、見た目もよくなりました。

改善後画像
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