2014年7月の第1製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
回収機取り外し作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ | 1 | 回収機を架台から外すとき、先にボルトナットを外した状態でフォークを差し込むと、架台上で回収機が動き傾く。 |
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◎ | 2 | フォークと回収機のアングルをシャコマンで固定しないまま持ち上げると、リフトの誤操作などで回収機が滑り傾く |
○ | 3 | 回収機を持ち上げバックする時、後方確認をしっかり行わないと他の作業者と接触する。 |
○ | 4 | 回収機を架台から外すとき上部の確認を怠ると、天井に当たり回収機が傾く。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | 回収機と架台が、ボルトナットで固定されているか確認してからフォークを差し込む。 |
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※ | 2 | フォークとアングルがシャコマン固定してあるか確認してから作業を行う。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | 回収機を架台から外すときは、ボルトナットで結束してあるか確認し、先にシャコマンでアングルを固定してから作業しよう |
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指差し呼称 | ボルトナットよし!シャコマンよし! |