KY事例:フレコン入荷作業 by品質保証部


2023年8月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

フレコン入荷作業

KY画像

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 フレコンを運搬する際に、地切りが出来ていないとバンドが外れフレコンが落下する。
2 フレコンを運搬をする際に急旋回を行うと遠心力でフレコンがズレて落下し、付近の作業者【誘導員】に当たり怪我をする。
3 フォークに設置した振れ止めが外れ、付近の作業者に当たり怪我をする。
4 フレコンをパレットに据え付ける際に、進行速度が速いと、揺れ幅が大きくなり、付近にいる作業者【誘導員】に接触し怪我をする。
5 フレコンを据え付けの際に誘導員の声掛けに気が付かず、進行してしまいフレコンが接触し怪我をする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 急なハンドリング操作を行わず、徐行運転で進行し、据え付けること。
2 徐行運転で進行し荷の揺れ幅を制限しながら、進行すること。
3 お互いの姿を視認しつつ、オペレーターは誘導員の声を聴きながら作業を行うこと。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 フレコン入荷作業は、進行方向の安全を確認し徐行し、誘導者は安全な立ち位置で声掛けを行おう
指差し呼称 前方良し!立ち位置良し!