「粉砕機のVベルト交換作業」のKYTをしました!by技術部


2015年11月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

粉砕機のVベルト交換作業

粉砕機のVベルト交換作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 機械が縦型の為、Vベルトの取付位置が低く無理な体勢で行うと身体を痛める。
2 カバーで覆われており暗い為、取付、取り外しの際、見えにくくプーリーとベルトの間で手を挟む。
3 膝を付いて作業する為、膝を痛める。
4 モータをスライドさせベルトテンションを緩めて作業を行う際、緩めが足りないとプーリーとベルトの間で手を挟む。
5 立ち上がる際、配管等で頭等をぶつける。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 投光器等の照明で視界を確保する。
2 モータを十分スライドさせてから作業する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 Vベルト交換作業は照明で視界を確保し、モータを十分スライドさせ、Vベルトが十分緩んだことを確認してから行おう!!
指差し呼称 Vベルト緩みよし!!

設備・機械洗浄場を改修工事/洗い直しの手間と設備汚染を低減!


古川工場の設備・機械洗浄場の改修工事をしました。

機械洗浄場の仕切り

当社の受託粉砕では、一製品の粉砕が終わると粉砕設備を分解して洗浄します。

洗浄場は隣り合わせで2箇所あり仕切りがありましたが、長年の使用により老朽化していました。そのため、隣で水洗いしていると、隙間や穴から残留粉を含む洗浄水が飛んできて、洗い直しの二度手間が発生したり、飛んできたものが付着したまま設備汚染される可能性がありました。

今回の改修工事では、隣り合う二つの洗浄場をきっちり分けられるように、仕切りの位置も変更し新しいものにしました。

これによって、隣の洗浄場から洗浄水等が飛んでくることはなくなり、洗い直しの手間は省かれクリーニング時間の短縮に繋がっています。また設備汚染の可能性も低減されています。

 

続・防塵塗装化/綺麗な製造環境を増やしています!


当社では数年前から工場内の床の防塵塗装化を進めてきており、既に本社工場、古川工場受託粉砕製造部門の大部分が防塵塗装化されています。清掃しやすい床になっているため、いつも清掃が行き届いた製造環境に維持されています。

>>粉砕室や通路の床を防塵塗装化/粉の落ちていない床に!(2013年09月19日掲載)

今回は、古川工場のフッ素樹脂潤滑用添加剤製造部門の通路の一部を防塵塗装しました。

第2製造部通路防塵塗装

該当の通路は劣化によりコンクリート舗装に大小のひび割れもあったっため、台車等の移動の際にキャスターがひびにはまったりすることもあり、作業に支障がでることもありました。

今回の防塵塗装によって、これらのことも解消され、綺麗な通路になりました。清掃もしやすい床面になり、綺麗な状態を維持しやすくなりました。

高速シートシャッターに変更/異物混入防止の一助に!


古川工場の4棟倉庫入口の電動シャッターを高速シートシャッターに変更しました。

古川4棟シャッター

もともと設置されていた電動シャッターは開閉に時間が掛かるため、出入りの頻度が多い4棟倉庫入口では、都度の開け閉めをせずにシャッターが開放されている時間が長くなる場合がありました。そのため、倉庫内へ虫や埃が侵入する恐れがありました。

高速シートシャッターに変更したことで、出入りの都度自動で開閉するようになったため、倉庫内へ虫や埃が侵入する可能性を低減することができました。製品等への異物混入防止にも繋がっています。

 

法面工事を実施/冬季の除雪作業を容易に!


古川工場の事務所横で法面工事をしました。

古川事務所法面工事

古川工場の事務所棟の北側には高さ1.5m程の斜面がありました。冬季は事務所の屋根に積もった雪がその斜面に落下し、降雪が多くなるにつれ落下した雪が事務所に押し寄せる形になっていました。古川工場は豪雪地帯なため、押し寄せる雪の量も非常に多くなり、小型除雪機等を使っての除雪が困難状況になっていました。

今回の法面工事によって、屋根の雪は法面の下へ落下する構造となり、この冬は事務所に雪が押し寄せるという状態も解消され、除雪も今までより容易にできると思われます。

また斜面は雨だれによる浸食も進んでいたため、法面工事によって強度も高まり安全性も向上しました。

シリカ微粉末の補充作業で周囲が汚れないようにしました!by品質保証部


2015年10月の品質保証部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。

今回、品質保証部では製品検査で使用するシリカ微粉末の補充作業を見直し、周囲が汚れないようにしました。

<改善前の状態&問題点>

製品検査で使用するシリカ微粉末をプラスチック容器に補充する際、薬品庫内で大袋からスコップで移し替えていました。薬品庫には集塵機がなく、大袋にはシリカ微粉末がたくさん付着しているため、スコップで移し替えをすると、シリカ微粉末が舞って薬品庫を汚していました。

補充作業
補充作業

<改善後の状態&効果>

シリカ微粉末を大袋からプラスチックコンテナにあらかじめ移し替えておき、台車に乗せた状態で薬品庫内で保管するようにしました。容器に補充する際には、コンテナを台車ごと集塵機の前まで移動させスコップで移し変えます。シリカ微粉末が舞いあがっても集塵機に吸われるため、周囲を汚すことがなくなりました。

補充作業

2棟の通路床を防塵塗装化しました!by第2製造部


2015年10月の第2製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。

今回、第2製造部では2棟の通路床の防塵塗装化しました。

<改善前の状態&問題点>

2棟の通路が古く亀裂があり、表面もデコボコで清掃がしにくい状態でした。また、粉体が入ったケースをキャスター付ラックで運搬する際、振動で粉が舞い上がることもあり、騒音も発生していました。

通路床の防塵塗装化

<改善後の状態&効果>

通路全体に防塵塗装を施工し、綺麗にしました。これにより、床面の清掃がしやすくなり、運搬時の粉の飛散や騒音問題も軽減されました。

通路床の防塵塗装化
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