本社のトラックヤードに屋根を設置しました。雨天時の入出荷時の製品・原料の雨濡れを防ぎます。
本社では数年前に、地面の補強工事をする等してトラックヤードを整備しましたが、屋根がない状態でした。
入荷原料や出荷製品には保護のためポリカバーを被せおり、屋根のないこれまででも、原料や製品自体が雨に濡れてしまうことはありませんでしたが、雨対策としては十分ではないと考えていました。
原料・製品の中には、水分や湿度を非常に嫌うものもありますので、雨による影響をさらに減らせるように、トラックヤードに屋根を設置しました。
お客様からお預かりする原料・製品は大切にお取り扱いするという当社の姿勢の一貫です。
古川工場の屋外路面の一部に融雪ヒーターを設置しました。
古川工場のある飛騨市古川町は、冬季は非常に雪深い地域です。1月、2月は除雪作業から始まる1日になることもあります。社員が屋根の雪下ろしをすることもあります。
通常の製造業務のかたわらで、このような雪に対する作業も発生するため、業務効率に少なからず影響します。また、雪で滑って転倒することも実際に発生するため、場内の安全性にも影響します。
このような状況があり、積雪による業務効率や安全性への影響を少しでも小さくしようという狙いで、屋外路面の一部に融雪ヒーターを設置しました。(今回、設置したのは食品添加物製造エリアに接続する屋外通路)
今年はまだ積雪は少ない方ですが、写真のようにしっかりと融雪されています。凍結も防止され滑って転ぶ危険性も低減されています。
2016年1月の総務部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、総務部ではカラー用紙の保管棚を設置し、見える化もしました。
<改善前の状態&問題点>
標準書等に使用するカラー用紙が所狭しと積み上げられていて、下の用紙を取り出す際、上の用紙をよけて必要な用紙を取り出さなければいけませんでした。
<改善後の状態&効果>
他部署で廃棄予定だった棚を再利用し、用紙の種類を表示して見える化しました。これにより、用紙の取り出しにかかる時間を短縮することができました。また、規定の残数になったら総務部へカードを持って連絡してもらえるように、カードにその旨を表示することで、在庫管理もしやすくなりました。
2016年1月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、第1製造部ではカッターミルのスクリーンの保管方法を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
カッターミルに使用するスクリーンの保管場所は決まっていましたが、棚に立てて置いてあるだけの状態でした。そのため、持ち出しや返却の際に、他のスクリーンを落下させてしまう恐れがありました。また、目的の目開きのスクリーンが一見しただけでは分からない状態でした。
<改善後の状態&効果>
ステンレス製の専用棚を製作し、目開きを表示し、そこへ保管するようにしました。持ち出し、返却時に他のスクリーンを落下させる恐れもなくなり、目的のスクリーンもひと目で分かるようになりました。
2016年1月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
リフト運転作業(バック走行)
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
リフトをバック走行で運転する時、白線からはみ出ている製品に気付かず接触し、製品が荷崩れを起こし運転作業者に当たり怪我をする |
◎ |
2 |
二段積み(パレット)にしてある製品の二段目が、白線からはみ出ている事に気づかずバック走行を行うと、二段目のパレットに接触して製品が落下し、運転作業者に当たり怪我をする |
○ |
3 |
リフトの支柱より顔が出ていると、隣のレーンに積んである製品に当たり怪我をする |
◎ |
4 |
後ろの片側ばかりに気を取られ反対側の注意を怠ると、リフトの後ろの部分に製品が接触し荷崩れを起こし落下して運転作業者に当たり怪我をする |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
リフトをバックで運転する時は、後方確認(左右)を十分に行い作業を行う |
※ |
2 |
製品が、白線からはみ出ていないか確認し、作業を行う |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
リフトでバック走行する時は、後方確認や、製品が白線からはみ出ていないかなどを確認し作業をしよう |
指差し呼称 |
後方確認ヨシ!! 製品位置ヨシ!! |
2016年1月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
篩整備分解作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
篩の上蓋は大きく重いため持ち上げる際、腰を痛める。 |
◎ |
2 |
篩の上蓋は大きく重いため持ち上げて移動する際、手を滑らせ上蓋を落とす。 |
○ |
3 |
上蓋を持って移動する際、足元に道具などがあると躓き転倒する。 |
|
4 |
素手で作業を行うとバリ等で手を負傷する。 |
◎ |
5 |
篩の上蓋は大きい為、持ち位置が悪いとバランスを崩し、上蓋を落とす。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
滑り止め付き手袋を装着し、二人作業で行う。 |
※ |
2 |
二人作業で、持ち位置を確認する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
篩の上蓋を持ち上げる際は、二人作業で滑り止め付き手袋を装着し、持ち位置を確認してから行おう。 |
指差し呼称 |
(二人作業で上蓋を持ち上げる前に)手袋よし!持ち位置よし!! |
2015年12月の原料課(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、原料課ではブルーコンテナの膨らみ防止策を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
原料や仕掛品を積載するブルーコンテナには約1t入れることができるため、コンテナ内の自重による圧力で開閉口が膨らんだり外れたりする可能性があります。それを防ぐためにPPバンドを巻いて固定していましたが、劣化によりバンドが裂けたりして、コンテナ内の原料や仕掛品の一部がこぼれていました。
<改善後の状態&効果>
PPバンドの替わりにラッシングベルトで固定するようにしました。これにより開閉口が外れなくなり、原料がこぼれなくなりました。そのため掃除する手間もなくなりました。