2015年5月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、第1製造部では工場内配置図を利用した見える化をしました。
<改善前の状態&問題点>
各棟に設置してある古川工場配置図は、工場全体および現在地がわかる表示となっているが、お客様や来場者が見た場合、第1製造部のエリアがどこなのかがわからず、 また現在地までどこを歩行してきたのかがわかりにくい状態でした。
<改善後の状態&効果>
各棟の配置図に、オレンジ色のテープで作業室を色分けし、第1製造部エリアが一目で分かるよう改良しました。 また、事務所から各作業棟までの歩行経路を表示することで、現在地から事務所までの通路が明確になり、位置関係がより分かりやすくなりました。 さらに、場内の7箇所に設置してあるモニターの場所も表示を行いました。
2015年4月の技術部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、技術部では銘板の保管方法を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
機械銘板を、写真のような容器に入れて機械毎に分けて収納していましたが、目的の銘板を探し出すのに時間と手間がかかっていました。
<改善後の状態&効果>
銘板専用の引き出しを用意し、機械種類毎に色分け・表記をして収納するようにしました。これにより一目で目的の銘板を探し出せるようになりました。
2015年4月の製造部(本社)の5S活動事例を紹介します。
今回、製造部では掃除エリアを今まで以上に見える化しました。
<改善前の状態&問題点>
ホワイトボードに掃除エリアのアルファベットが書いてあり、別掲の図で掃除エリアを確認していました。
<改善後の状態&効果>
構内図の掃除エリアに色を付けることにより、担当エリアがどこまでの範囲か一目で分かるようになりました。また、担当者の所に掃除エリアを貼ることで、誰が、どこの担当かすぐに分かるようになりました。
2015年3月の品質保証部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、品質保証部では製品を損傷しないように工具の定置管理を見直しました。
<改善前の状態&問題点>
第二倉庫の金属探知機付近では、ハンマー等の工具類を写真の様に定置管理していましたが、壁からせり出していたため、金属探知機をかけ終わった製品と接触、損傷させる可能性がありました。
<改善後の状態&効果>
発泡スチロール製の青い板を工具類の形に型取り、そこへ工具をはめ込み、作業台に載せて保管するようにしました。
壁からせり出していた既存の定置管理板は取り外したので、製品と接触、破損させる可能性はなくなりました。
2015年3月の原料課(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、原料課では文書・書類棚の整理整頓、識別の改善をしました。
<改善前の状態&問題点>
届出等の書類がスチール棚2個に保管されており、紙の数量の割に大きなスペースを使っていました。そのスチール棚も上下でずれて置かれており、見た目の印象もよくありませんでした。
奥の文書類の棚については、バインダーにラベルが貼られているものの、識別方法に改善の余地がありました。
<改善後の状態&効果>
(1)スチール棚で保管していた届出等の書類を、ファイル形式の収納に変更しました。省スペース化ができ、体積としては1/3以下になりました。
(2)文書類のバインダーのラベルを色分けし、棚にも色と種類を表示しました。表示、色別することで、今までよりも目的のものを探しやすくなりました。
(3)スチール棚を廃止し、棚も配置換えしたことで、新たなスペースができ、掲示用スペースを拡張することができました。
(1)ファイル形式に変更、必要スペースは1/3
(2)ラベルの色別、表示
(3)掲示用スペースの拡張
2015年2月の技術部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、技術部ではデシカント除湿機の排気ダクトを以下のように改良しました。
<改善前の状態&問題点>
デシカント除湿機の排気用ダクトが固定されておらず、冬季の除雪の邪魔になっていました。また見栄えも良くありませんでした。
<改善後の状態&効果>
排気ダクトを持ち上げて固定することにより、冬季の除雪の妨げは解消され、掃除もしやすくなりました。また見栄えもよくなりました。
2015年1月の総務部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、総務部では社員の傘の持ち帰り忘れ対策をしました。
<改善前の状態&問題点>
事務所の傘立てには、天気のよい日でも傘がたくさん残っていました。持ち帰ってもらおうにも誰の物か分からない状態でした。乱雑に置いてあるため見た目も悪い状態でした。
<改善後の状態&効果>
事務所の社員については傘立てに氏名を表示し固有の置場にし、ひとりで何本も傘を置く事ができないようにしました。また、週末に傘が残っている場合には、「傘を持ち帰って下さい」というカードをタイムカードと一緒に差し込んでおくようにし、忘れずに持ち帰ってもらうようにしました。これにより天気のよい日には傘が置かれていることが少なくなり、すっきりしています。
あわせて、来客用の傘立て区域も設け来客者が迷うことなく傘を置いておけるようにもしました。