2016年2月の第2製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、第2製造部ではファイバードラムの蓋を置ける専用台車を作り、取り外した際はそこへ置いておくというKAIZENをしました。
<改善前の状態&問題点>
フッ素樹脂原料を入れておくファイバードラムの蓋は、取り外した際に置いておく場所が決められていませんでした。また、蓋を何個か重ねて置くと、崩れたりバラバラとなったりして、綺麗な状態ではありませんでした。
<改善後の状態&効果>
専用のキャスター付き台車を製作し、取り外した際にはここへ置くようにしました。重ねて置いても崩れることがなくなりました。また、キャスターで楽に移動できるので床清掃もしやすくなりました。
2016年1月の総務部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、総務部ではカラー用紙の保管棚を設置し、見える化もしました。
<改善前の状態&問題点>
標準書等に使用するカラー用紙が所狭しと積み上げられていて、下の用紙を取り出す際、上の用紙をよけて必要な用紙を取り出さなければいけませんでした。
<改善後の状態&効果>
他部署で廃棄予定だった棚を再利用し、用紙の種類を表示して見える化しました。これにより、用紙の取り出しにかかる時間を短縮することができました。また、規定の残数になったら総務部へカードを持って連絡してもらえるように、カードにその旨を表示することで、在庫管理もしやすくなりました。
2016年1月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、第1製造部ではカッターミルのスクリーンの保管方法を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
カッターミルに使用するスクリーンの保管場所は決まっていましたが、棚に立てて置いてあるだけの状態でした。そのため、持ち出しや返却の際に、他のスクリーンを落下させてしまう恐れがありました。また、目的の目開きのスクリーンが一見しただけでは分からない状態でした。
<改善後の状態&効果>
ステンレス製の専用棚を製作し、目開きを表示し、そこへ保管するようにしました。持ち出し、返却時に他のスクリーンを落下させる恐れもなくなり、目的のスクリーンもひと目で分かるようになりました。
2015年12月の原料課(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、原料課ではブルーコンテナの膨らみ防止策を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
原料や仕掛品を積載するブルーコンテナには約1t入れることができるため、コンテナ内の自重による圧力で開閉口が膨らんだり外れたりする可能性があります。それを防ぐためにPPバンドを巻いて固定していましたが、劣化によりバンドが裂けたりして、コンテナ内の原料や仕掛品の一部がこぼれていました。
<改善後の状態&効果>
PPバンドの替わりにラッシングベルトで固定するようにしました。これにより開閉口が外れなくなり、原料がこぼれなくなりました。そのため掃除する手間もなくなりました。
2015年12月の製造部(本社)の5S活動事例を紹介します。
今回、製造部ではOリングの保管方法を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
配管等のシールに使用するOリングは、未使用時の保管場所が決まっておらず、設備の上などに置いたままで、管理されていませんでした。また、分解・洗浄してそのまま置いてあるため、使いたいときにどこにあるのか探さないといけない状態でした。
<改善後の状態&効果>
頻繁に切り替えのある設備ごとに、保管場所を作り、一つ一つ管理するようにしました。これにより、紛失してもすぐに分かる様になり、探す手間もなくなりました。
また、部品の洗い場と隣接するところに保管場所を作ったため、洗った後すぐに収納でき、非常に便利になりました。
2015年11月の品質保証部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、品質保証部では最終検査用パレットの保管ラックを使いやすいように改善しました。
<改善前の状態&問題点>
第1倉庫には最終検査用パレットを保管するラックがあり、各種パレットを保管しています。ラックの棚面は地面から高さがあり、段差になっているため、パレットを出し入れしづらい状況でした。また、ラックの奥の隙間に、パレットに敷くためのダンボールを保管していたため、見た目がよくありませんでした。
<改善後の状態&効果>
ラックの棚面と地面の段差にスロープを設置しました。これにより、パレットの出し入れが以前よりもスムーズにできるようになりました。また、ラック内の左寄りに仕切り柵を設置し、柵の右側にパレット、左側にダンボールを保管するようにしたため、ダンボールも取り出しやすくなり、見た目もよくなりました。
2015年11月の開発部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、開発部では実験設備用の流量計を自由に移動できるようにして使いやすくしました。
<改善前の状態&問題点>
開発部の実験設備で使用する流量計は、片付けがしやすいように柱の専用フックに掛けて簡易的に設置していました。しかし、専用フックの近くにコンセントスイッチを後付けしたため、流量計とコンセントスイッチが干渉し、ぐらついたり斜めを向いたりして使いづらい状態でした。また、流量計を柱から動かせないので実験設備の設置場所が限られてしまい不便に感じていました。
<改善後の状態&効果>
流量計をキャスター付きのパネルに取り付けました。これにより流量計が実験室内を自由に移動できるようになり、別の実験室でも使いやすくなりました。また、パネルは多孔板のためフックの取り付けも可能であり、長いホースを使う場合はS字フックなどで整頓することもできるようになりました。