廃棄粉を吸い込まないよう、マスクと集塵機を確実に使用します!by品質保証部(古川)


2016年4月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

ドラム缶への排出粉の廃棄作業

排出粉廃棄作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 マスクを付けていないと粉が鼻や口に入る。
2 集塵機を使用してないと粉が鼻や口に入る。
3 勢いよく入れると粉が舞い鼻や口に入る。
4 缶のバンドが固く、無理にはめようとすると手を挟む。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 ドラム缶に粉を入れる時はマスクを付ける。
2 ドラム缶に粉を入れる時は集塵機を使用する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 ドラム缶に粉を入れる時はマスクを付けて集塵機を使用しよう。
指差し呼称 マスクよし! 集塵機よし!

本社工場にもモニターシステム導入/検査結果などを現場ですぐに確認できます!


2014年に古川工場に検査結果照会システムを導入したことをご紹介しましたが、この度本社製造部にも同様のモニターシステムを導入しました。本社の第一工場と第二工場の2箇所に50型のモニターを設置して稼働しています。

モニタリングシステム

モニタリングシステム(問題バンクを表示中)

2014年の古川工場への導入時には、現場にいながら製品検査の結果を知ることができるということで製品検査照会システムとしてご紹介していました。それからさらに進化を果たし、現在では検査結果のほか、生産計画や製品粒度のトレンド管理図、製造現場の問題を見える化した問題バンクなど、現場でモニターできる情報が徐々に増えてきました。

古川工場導入時から、製造現場の作業者からは「現場の近くにいながら検査結果を素早く知ることができるので手待ちの時間が減った」というような好評の声が挙がっていましたが、今回の本社への導入でも便利になったという声を聞くことができました。

工場内のすぐに触れるところにモニターがあるため、問題バンクに登録されている現場の問題を日頃から目にすることができ、改善活動の推進にも役立つものとなっています。

 

トレンド管理活動の成果(無機系機能材料の粉砕) by製造部


<品種・材料/粒子径>

無機系機能材料/Dp50

<管理図の変化>

管理図 工程安定化
(単位:µm)

<改善内容>

粉砕機内の原料の量を安定化しました。

※当社のノウハウとなる部分につきましては、抽象的な表現にさせていただいています。ご了承ください。

廃棄粉を捨てるペール缶周りの改善をしました!by品質保証部(古川)


2016年3月の品質保証部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。

品質保証部では、製品検査が済んだ製品サンプル粉は、保管する分以外は廃棄しています。今回は、その廃棄粉を捨てるペール缶周りの改善をしました。

<改善前の状態&問題点>

ペール缶と漏斗の接続部分はダンボール製だったため、隙間がありました。そのため、上から廃棄粉を捨てると、隙間から粉が漏れて、周囲を汚していました。

廃棄粉用漏斗の改善

<改善後の状態&効果>

ペール缶と漏斗の接続部分として金属製のものを作り、さらにパッキンを付けました。隙間がなくなったため粉が漏れなくなり、周囲を汚すこともなくなりました。

廃棄粉用漏斗の改善

原料保管用被覆シートの保管方法を改善しました!by原料課


2016年3月の原料課(古川工場)の5S活動事例を紹介します。

原料課ではフッ素原料を入れたフレコンにシートを覆い被せて保管しています。今回はそのシートの保管方法を改善しました。

<改善前の状態&問題点>

折り畳んだシートをパレットの上に積み重ねて保管していました。そのため安定が悪く荷崩れを起こす可能性がありました。また、目的のサイズのシートを取り出すのに、時間が掛かっていました。

シート保管方法の改善

<改善後の状態&効果>

ブルーシートとグリーンシートを分別してコンテナに収納しました。コンテナの中に収納されているため、荷崩れすることがなくなりました。また、コンテナにはキャスターが付いており移動が容易になったため、掃除もしやすくなりました。

シート保管方法の改善

一旦停止、安全確認を徹底して、衝突を防ぎます!by総務部


2016年3月の総務部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

F-5室裏(曲がり角)付近の車輌通行

F-5室裏(曲がり角)付近の車輌通行

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 産廃ドラム保管場所からエコセンター入り口方向へバックで走行する時、F棟横から走行してくるフォークリフトの発見が遅れると衝突する。
2 第二倉庫側に駐車しているトラックに双方のフォークリフト運転手がが気をとられ、曲がり角での徐行を怠ると衝突する。
3 除雪作業をF-1室側から進めてくると、作業に気をとられてF-5室横から走行してくるフォークリフトに気づかずに衝突する。
4 F棟裏から出てくるフォークリフトが、ゴミ運搬台車を押して走りながらエコセンター方面に向かって来る作業者に気づくのが遅れると衝突する。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 F-5室裏(曲がり角)付近では一旦停止して安全を確認する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 F-5室裏(曲がり角)付近では一旦停止して安全を確認しよう。
指差し呼称 「安全確認 ヨシ!」
1 55 56 57 58 59 60 61 88