ストロボ式回転計を導入しました。
当社で扱う粉砕機や分級機は、回転を制御するものが数多くあるため、回転計を使っての点検項目があります。
これまでの回転計は軸の中心部に接触させないと測定できませんでしたが、今回導入したストロボ式回転計は、非接触式なので隙間さえあれば軸の側面からでも測定することができますので、測定できるものの幅が拡がりました。
喜多さんの進化抄録集
ストロボ式回転計を導入しました。
当社で扱う粉砕機や分級機は、回転を制御するものが数多くあるため、回転計を使っての点検項目があります。
これまでの回転計は軸の中心部に接触させないと測定できませんでしたが、今回導入したストロボ式回転計は、非接触式なので隙間さえあれば軸の側面からでも測定することができますので、測定できるものの幅が拡がりました。
ベアリングの故障を予防するために、ベアリングチェッカーを導入しました。
当社で扱う粉砕機等の機械にもベアリングが使用されており、過去にはベアリング故障が原因で機械停止したこともあります。ベアリング故障による機械の異常停止は、粉砕中の製品への異物混入にも繋がるため、ベアリングの保全は当社でも重要課題となっています。
これまでは人の耳で異常音を確認したり、振動計を使ったりして点検していましたが、経験に頼るところもあり、それだけでは事前に異常を察知することが難しいこともありました。
今回導入したベアリングチェッカーは、回転しているベアリングの状態を自動で診断し、事前に異常を検知するので、誰でも簡単に点検できるようになりました。
これを活用していくことで、ベアリング故障による機械停止や不要な修理が発生しなくなり、製造のタイムロスも低減できます。
本社のトラックヤードに屋根を設置しました。雨天時の入出荷時の製品・原料の雨濡れを防ぎます。
本社では数年前に、地面の補強工事をする等してトラックヤードを整備しましたが、屋根がない状態でした。
入荷原料や出荷製品には保護のためポリカバーを被せおり、屋根のないこれまででも、原料や製品自体が雨に濡れてしまうことはありませんでしたが、雨対策としては十分ではないと考えていました。
原料・製品の中には、水分や湿度を非常に嫌うものもありますので、雨による影響をさらに減らせるように、トラックヤードに屋根を設置しました。
お客様からお預かりする原料・製品は大切にお取り扱いするという当社の姿勢の一貫です。
古川工場の屋外路面の一部に融雪ヒーターを設置しました。
古川工場のある飛騨市古川町は、冬季は非常に雪深い地域です。1月、2月は除雪作業から始まる1日になることもあります。社員が屋根の雪下ろしをすることもあります。
通常の製造業務のかたわらで、このような雪に対する作業も発生するため、業務効率に少なからず影響します。また、雪で滑って転倒することも実際に発生するため、場内の安全性にも影響します。
このような状況があり、積雪による業務効率や安全性への影響を少しでも小さくしようという狙いで、屋外路面の一部に融雪ヒーターを設置しました。(今回、設置したのは食品添加物製造エリアに接続する屋外通路)
今年はまだ積雪は少ない方ですが、写真のようにしっかりと融雪されています。凍結も防止され滑って転ぶ危険性も低減されています。
2016年1月の総務部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、総務部ではカラー用紙の保管棚を設置し、見える化もしました。
標準書等に使用するカラー用紙が所狭しと積み上げられていて、下の用紙を取り出す際、上の用紙をよけて必要な用紙を取り出さなければいけませんでした。
他部署で廃棄予定だった棚を再利用し、用紙の種類を表示して見える化しました。これにより、用紙の取り出しにかかる時間を短縮することができました。また、規定の残数になったら総務部へカードを持って連絡してもらえるように、カードにその旨を表示することで、在庫管理もしやすくなりました。
2016年1月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、第1製造部ではカッターミルのスクリーンの保管方法を改善しました。
カッターミルに使用するスクリーンの保管場所は決まっていましたが、棚に立てて置いてあるだけの状態でした。そのため、持ち出しや返却の際に、他のスクリーンを落下させてしまう恐れがありました。また、目的の目開きのスクリーンが一見しただけでは分からない状態でした。
ステンレス製の専用棚を製作し、目開きを表示し、そこへ保管するようにしました。持ち出し、返却時に他のスクリーンを落下させる恐れもなくなり、目的のスクリーンもひと目で分かるようになりました。
2016年1月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
リフト運転作業(バック走行)
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
| ◎ | 1 | リフトをバック走行で運転する時、白線からはみ出ている製品に気付かず接触し、製品が荷崩れを起こし運転作業者に当たり怪我をする |
|---|---|---|
| ◎ | 2 | 二段積み(パレット)にしてある製品の二段目が、白線からはみ出ている事に気づかずバック走行を行うと、二段目のパレットに接触して製品が落下し、運転作業者に当たり怪我をする |
| ○ | 3 | リフトの支柱より顔が出ていると、隣のレーンに積んである製品に当たり怪我をする |
| ◎ | 4 | 後ろの片側ばかりに気を取られ反対側の注意を怠ると、リフトの後ろの部分に製品が接触し荷崩れを起こし落下して運転作業者に当たり怪我をする |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
| ※ | 1 | リフトをバックで運転する時は、後方確認(左右)を十分に行い作業を行う |
|---|---|---|
| ※ | 2 | 製品が、白線からはみ出ていないか確認し、作業を行う |
※:重点実施項目
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
| チーム行動目標 | リフトでバック走行する時は、後方確認や、製品が白線からはみ出ていないかなどを確認し作業をしよう |
|---|---|
| 指差し呼称 | 後方確認ヨシ!! 製品位置ヨシ!! |