ファイバードラムの蓋は専用台車に置くようにしました!by第2製造部


2016年2月の第2製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。

今回、第2製造部ではファイバードラムの蓋を置ける専用台車を作り、取り外した際はそこへ置いておくというKAIZENをしました。

<改善前の状態&問題点>

フッ素樹脂原料を入れておくファイバードラムの蓋は、取り外した際に置いておく場所が決められていませんでした。また、蓋を何個か重ねて置くと、崩れたりバラバラとなったりして、綺麗な状態ではありませんでした。

ファイバードラム蓋の置き方改善

<改善後の状態&効果>

専用のキャスター付き台車を製作し、取り外した際にはここへ置くようにしました。重ねて置いても崩れることがなくなりました。また、キャスターで楽に移動できるので床清掃もしやすくなりました。

ファイバードラム蓋の置き方改善

切り取ったアルミダクトを取り付けるときは手袋をはめて怪我を防ぎます!by開発部


2016年2月の開発部()のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

アルミダクトの取り付け

アルミダクトの取り付け

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 アルミダクトを切り取った後の切り口は尖っており、作業者が素手で触れるとけがをする。
2 切り取ったアルミダクトを運ぶ際、切り口の部分を持つとけがをする。
  3 アルミダクトを配管に取り付ける際、手が滑り切り口で作業者がけがをする。
  4 アルミダクトをはさみで切る際、ダクトをしっかり固定しないと滑ってはさみの刃でけがをする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 切り取ったアルミダクトを取り付ける際には手袋をはめて作業する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 切り取ったアルミダクトを取り付ける際には手袋を使用しよう。
指差し呼称 手袋良し!(作業開始時)

トラックのウィングが勝手に下りてこないように紐で固定して怪我を防ぎます!by原料課


2016年2月の原料課(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

3tトラック 荷積み・荷下ろし作業

3tトラック 荷積み・荷下ろし作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 ドラムをたくさん重ねて運ぶと、バランスを崩し手を滑らせ、作業者の足の上に落とす。
2 積み方が不安定だと積荷が崩れ、作業者にあたる。
3 積むときに荷物をしっかり奥まで入れていないと、ウイングを開けたとき落下し作業者の足や体にあたる。
4 風等で不慮にトラックのウイングが下りて、作業者の頭や体にあたる。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 ウイング開閉用のヒモを利用して、ウイングが下りないようにする。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 ヒモで固定を行い、ウイングが下りる事がない状態にしてから作業しよう。
指差し呼称 固定よし!

原料課の食堂を拡張/TV会議等の全員集合時の狭さを解消!


昨年夏、本社、古川工場に加え、原料課にもTV会議システムが導入され、TV会議による全社朝礼や発表会の際に、原料課の従業員全員が食堂に集まる機会が多くなりました。

しかし、今までの食堂では原料課の全員が集まるには狭く、すし詰め状態になっていましたので、食堂隣のロッカールームを移設し、食堂として拡張しました。

原料課食堂拡張

今までの倍ほどの広さになり、原料課全員が集まっても十分スペースに余裕のある食堂になりました。

原料課ロッカー移設

移設後のロッカールーム(2F右側部分)

新型乾燥機を導入/受託「乾燥」への対応力アップ!


当社の受託事業は「粉砕」を主としていますが併せて「乾燥」を承ることもできます。

お客様からお預かりした原料の吸湿性が高く粉砕前後の吸湿懸念がある場合には、粉砕前または粉砕後に「乾燥」できます。

従来も乾燥機を使用してこのようなご要望にお応えしていましたが、長年の使用による経年劣化が進んできていたこともあり、今回、新型の乾燥機を導入しました。

乾燥機

新たな乾燥機の導入により「乾燥」への対応力がアップしました。200℃までは加熱できますので、設備に影響しないのであれば低分子成分の揮発も可能です。(詳細は別途ご相談)

また経年劣化による予期せぬ故障のリスクが低減され、今までよりも安心して「乾燥」をご利用いただけます。

粉砕と併せて乾燥のご要望もありましたら、ぜひ喜多村へご相談ください。

ストロボ式回転計を導入/測定できるものの幅が拡がりました!


ストロボ式回転計を導入しました。

ストロボ式回転計

当社で扱う粉砕機や分級機は、回転を制御するものが数多くあるため、回転計を使っての点検項目があります。

これまでの回転計は軸の中心部に接触させないと測定できませんでしたが、今回導入したストロボ式回転計は、非接触式なので隙間さえあれば軸の側面からでも測定することができますので、測定できるものの幅が拡がりました。

ベアリングチェッカーを導入/異常検知が今までよりも容易に!


ベアリングの故障を予防するために、ベアリングチェッカーを導入しました。

ベアリングチェッカー

当社で扱う粉砕機等の機械にもベアリングが使用されており、過去にはベアリング故障が原因で機械停止したこともあります。ベアリング故障による機械の異常停止は、粉砕中の製品への異物混入にも繋がるため、ベアリングの保全は当社でも重要課題となっています。

これまでは人の耳で異常音を確認したり、振動計を使ったりして点検していましたが、経験に頼るところもあり、それだけでは事前に異常を察知することが難しいこともありました。

今回導入したベアリングチェッカーは、回転しているベアリングの状態を自動で診断し、事前に異常を検知するので、誰でも簡単に点検できるようになりました。

これを活用していくことで、ベアリング故障による機械停止や不要な修理が発生しなくなり、製造のタイムロスも低減できます。

 

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