2014年11月の第1製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
機械洗浄作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
長時間しゃがんだまま作業を続けると腰に負担が掛かり、立ち上がったときに腰を痛める |
◎ |
2 |
洗浄する際に中腰で作業を続けると腰に負担が掛かり、立ち上がったときに腰を痛める |
◎ |
3 |
体をほぐさず同じ姿勢で作業を続けると、動作のはずみで腰を痛める。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
腰への負担を軽減するために、洗浄用作業椅子を使用する |
※ |
2 |
同じ姿勢が続くときは定期的にストレッチを行う |
|
3 |
就業前のラジオ体操をしっかり行う |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
洗浄作業中に同じ姿勢が続くときは、作業椅子を使用し、また、定期的にストレッチを行おう |
指差し呼称 |
ストレッチよし!椅子よし! |
<作業椅子を使用した洗浄作業の様子>
2014年10月の総務部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
水源地点検のための作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
水源地は山林地帯であるため石や倒木に躓いたり、木の枝に気づくのが遅れると顔面を直撃する。 |
◎ |
2 |
水源地は会社敷地から離れているため、作業者と連絡が取れない。 |
◎ |
3 |
上司に伝えず単独で入山すると事故発生時に対応が遅れる。 |
◎ |
4 |
水源地はクマやイノシシが出没する。 |
○ |
5 |
倒木を無理に移動しようとすると足腰を痛める。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
山林地帯へ入るときは草刈り作業に準じた服装と保護具を着用し、クマよけの鈴と携帯電話を持参する。 |
※ |
2 |
入山時は上司に伝えるとともに複数で行動する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
水源地へ行くときは服装と保護具を相互で確認し、鈴とケータイを持参する。 |
指差し呼称 |
服装・保護具ヨシ! 鈴とケータイ ヨシ!! |
2014年10月の原料課(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
トラックに空の角ポリ容器を積み込む作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
トラックの荷台にいる作業者がフォークリフトの誘導をしっかりしないと、枠付きパレットが荷台にぶつかり容器が倒れて作業者にあたる。 |
|
2 |
角ポリ容器を高く重ねている(13個以上)と、トラックの天井に当たり容器が倒れて作業者にあたる。 |
◎ |
3 |
重ねた容器(10個)は重量がある(約35Kg)ため、滑らせて荷台に載せるとき、段差があると引っかかり腰に負担がかかる。 |
◎ |
4 |
荷台と枠付きパレットの間に段差があると、足を踏みはずし作業者が転倒する。 |
|
5 |
重ねた容器を逆さまにして積まないと、不安定な状態になり、容器が倒れて作業者にあたる。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
荷台の作業者が確実にフォークリフトを誘導する。 |
※ |
2 |
荷台と枠付きパレットは、しっかりくっつけて段差がないことを確認する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
トラックに積み込み作業をする時は、作業者同士が声を掛け合い、荷台と枠付きパレットの間に段差がないことを確認し積み込みをしよう。 |
指差し呼称 |
段差なし! |
2014年9月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
ガラス器具洗浄作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
手を滑らせてガラスビーカーをシンクに落とすとビーカーが割れ、作業者が手を切る |
◎ |
2 |
手を滑らせてガラスビーカーをシンクに落とすと、シンクに置いてある他のビーカーや器具に当たって割れ、作業者が手を切る |
◎ |
3 |
重いものをガラス器具と同時に洗うと、シンクに置いてあるガラス器具の上に落としてガラス器具が割れ、作業者が手を切る |
○ |
4 |
ガラス器具に傷があると素手で洗浄したとき作業者が手を切る |
○ |
5 |
洗浄に使用する洗剤が水はねと共に作業者の体に飛び、目に入って負傷する |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
シンクにクッションシートを敷き、洗浄中にガラス器具を落としても割れないようにする |
※ |
2 |
洗浄していないビーカーはクッションシート以外の場所に置く |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
ガラス器具を洗浄する際はシンクにクッションシートを敷いてから洗浄開始しよう |
指差し呼称 |
(クッション)シート配置 よし! |
2014年9月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
リードバイス(万力)を使用した丸棒曲げ作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
リードバイスに丸棒を挟む際、口金からずれた状態で曲げ作業を行うと丸棒が外れ、勢いで打撲又は身体を痛める。 |
○ |
2 |
パイプを使用して曲げ作業を行う際、曲げ側の長さが短いとパイプが外れ、勢いで打撲又は身体を痛める。 |
◎ |
3 |
リードバイスの締め付けが弱いと丸棒が外れ、勢いで打撲又は身体を痛める。 |
○ |
4 |
ハンマーを使用して叩き曲げをする際、衝撃が強い為、ハンマーを落とし打撲する。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
口金にしっかり挟まっているか確認する。 |
※ |
2 |
リードバイスのハンドルをがしっかり締まっているか確認(増し締め)してから作業する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
リードバイスに丸棒を挟む時は口金にしっかり挟まっているかを確認し、増し締めしてから行おう!! |
指差し呼称 |
位置よし!締めよし!! |
2014年9月の第2製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
パレテーナ取扱い作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
パレテーナ組み立て作業に気を取られていると、周囲の物や人に気付かずに接触する。 |
○ |
2 |
パレテーナの枠のロックを忘れていると、枠が倒れてきて足に当たる。 |
|
3 |
長年使用しているパレテーナの為、素手で組み立て作業を行いキズ(バリ)があるところに触れると、手に裂傷を負う。 |
○ |
4 |
パレテーナの留め金具は錆びていて、はまりにくい物がある為、無理に力を入れて作業を行うと、留め金具から手が外れ腕をぶつける。 |
|
5 |
枠を折りたたむときに、角の枠を持ちながら折りたたむと、指を挟み怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
周囲に何もないか確認してから、組み立て作業を行う。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
パレテーナの組み立て作業を行うときは、周囲を確認してから、組み立て作業しよう。 |
指差し呼称 |
周囲よし! |
2014年8月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
第1倉庫内での原料・製品の運搬作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
第1倉庫内入り口は視界が悪いので後進した際に、通路側から来たフォークリフトや歩行者と接触する。 |
◎ |
2 |
荷に気をとられ後進した際に、通路からきたフォークリフトや歩行者と接触する。 |
|
3 |
荷に気をとられ、通路に積載してある原料ドラムに接触して原料が崩れ歩行者にあたる。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
入り口付近は一旦停止をして確認 |
※ |
2 |
周囲の確認 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
第1倉庫内入り口付近でのフォークリフトの運搬は、一旦停止をして周囲を確認しよう! |
指差し呼称 |
一旦停止 周囲 ヨシ! |