KY事例:フレコン入荷作業 by品質保証部


2025年10月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

フレコン入荷作業

KY画像

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 フォークリフト操作中、急旋回・急停止で吊り荷が大きく揺れると作業補助者に接触する。
2 作業者が吊り荷の近くで作業すると、荷の落下や揺れによって挟まれたり、荷に接触する。
3 フレコンベルトの劣化・損傷などで荷が外れると、付近の作業者に当たり怪我をする。
4 フォークリフト運転者と補助者の声掛け、合図伝達が不十分な状態で作業すると、互いのタイミングが合わずフレコンが接触し怪我をする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

  1 荷物を高く吊らず、低位置で安定した運搬をし、旋回・停止はゆっくり行う。急な操作をしない。
2 据え付けの作業の際は補助者へ声掛けし安全な位置にいることを確認する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 リフト操作者は、補助者に作業開始の声掛けを行い安全を確保してからゆっくり進入し吊り上げ、据え付けをしよう。
指差し呼称 前進(後退、旋回)開始。作業位置ヨシ!