2014年1月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
排出粉用ペール缶交換作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ | 1 | ペール缶に載せた治具(漏斗)の取っ手に粉が付着していると、手が滑って足に落とし怪我をする。 |
---|---|---|
◎ | 2 | 治具に粉がたくさん付いた状態で、マスクを着用せずに缶交換すると、大量の粉が舞い作業者が粉を吸い込む。 |
◎ | 3 | マスクを着用せずに、ペール缶を乱暴に扱うとペール缶に入っている排出粉が大量に舞って作業者が粉を吸い込む。 |
◎ | 4 | 集塵機を使用しないで作業を行うと、いつまでも粉が浮遊して周りの人や作業者が粉を吸い込む。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | ペール缶を交換する際はマスクを着用し、粉が舞わないように注意して実施する。 |
---|---|---|
※ | 2 | ペール缶を交換する際は集塵機を作動させてから行う。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | ペール缶を交換するときはマスクを着用して、集塵機を作動させてから粉が舞わないよう注意して作業しよう。 |
---|---|
指差し呼称 | マスク ヨシ! 集塵機 ヨシ! |