<品種・材料/粒子径>
電子部品向け材料の粉砕/Dp90
<管理図の変化>
(単位:µm)
<改善内容>
粉砕機内の原料が最適量で安定するように調整しました。
※当社のノウハウとなる部分につきましては、抽象的な表現にさせていただいています。ご了承ください。
喜多さんの進化抄録集
電子部品向け材料の粉砕/Dp90
(単位:µm)
粉砕機内の原料が最適量で安定するように調整しました。
※当社のノウハウとなる部分につきましては、抽象的な表現にさせていただいています。ご了承ください。
2018年11月の開発部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
開発部では「開発実験室 子扉・大扉のロック錠の改善」を実施しました。
扉の施錠は写真の通り破損しており、完全に閉める事が出来きない上、小扉の下部の鉄板の溶接が切れています。その為、鉄板が曲がった状態で内側で扉下部面が接触しており、スムーズな開閉が出来ない状態です。
大扉用と子扉にそれぞれドアロックを取り付けました。
完全に扉を閉める事が出来、製造環境の向上になりました。又、子扉は、部屋内からも開けれる様に細工し、子扉下部を修正して、塗装を施し見た目も改善されました。
2018年11月の製造部(本社)の5S活動事例を紹介します。
製造部では「製品充填ブース内の集塵ホース取り口の改善」を実施しました。
改善前の集塵ホースの取り口では狭い範囲でしか粉を吸引できない為、フワフワと軽い粉等は集塵しきれず、飛散が多くなっていました。
集塵用ホースの取り口を広げて広範囲で吸引できるように改良しました。粉の飛散が少なくなりブース内の清掃も楽になりました。
2018年11月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
秤量瓶取り出し作業
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ | 1 | 乾燥機内にある秤量瓶は100℃~150℃あり、軍手で取り出す際に使い古した軍手だと軍手越しに熱が伝わり手を火傷する恐れがある。 |
---|---|---|
◎ | 2 | 一度に取り出す数が多い時、軍手に連続して熱が掛り、手を火傷する。 |
◎ | 3 | 何回も使用すると軍手が劣化し、耐熱性が落ち、火傷をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | 耐熱性が高い専用手袋を購入し使用する。熱に耐え、耐久性も上がる。 |
---|---|---|
※ | 2 | 耐熱性が落ちたと感じたら手袋を変える。(どれくらいの使用期間で耐熱性が落ちるかは検討中) |
※:重点実施項目
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | 秤量瓶を取り出す際は、専用手袋を使用する。(軍手はすべて破棄しました) |
---|---|
指差し呼称 | 手袋よし! |
2018年11月の第2製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
段ボールケース積み込み作業
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ | 1 | 段ボールを持ち上げる時に、手袋をしてないと、段ボールの角で手を切る。 |
---|---|---|
○ | 2 | 段ボールを奧に積み込む時に、および腰になり、腰を痛める。 |
◎ | 3 | 段ボールを持ち運ぶ際、枠付きパレットと足場に隙間があると、足を踏み外し転倒する。 |
◎ | 4 | 段ボールを持ち運ぶ際、進行方向を確認しないと、隙間に足を踏み外し転倒する。 |
5 | 段ボールを持ち運ぶ際、枠付きパレットと足場に段差があると、躓き転倒する。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | 枠付きパレットと足場に隙間がないことを確認してから作業する。 |
---|---|---|
2 | 段ボール持ち運ぶ際は、進行方向を確認しながら作業する。 |
※:重点実施項目
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | 段ボールを持ち運ぶ際は、枠付きパレットと足場に隙間がないことを確認してから、進行方向を注意して作業しよう。 |
---|---|
指差し呼称 | 隙間無し、良し! |
2018年11月の第1製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
マグネット取り扱い作業
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ | 1 | マグネットを持ち運ぶ時にそのまま手に持って運ぶと、鉄製の物に触れた時に手を挟む。 |
---|---|---|
◎ | 2 | マグネットを持つ時に、両方の手で1つずつ持つとマグネット同士がひきつけあった時に指を挟む。 |
○ | 3 | マグネットを鉄製のそばで扱うとマグネットがくっつき手を挟む。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | マグネットを持ち運ぶ時は、専用のBOXに入れて持ち運ぶ。 |
---|---|---|
※ | 2 | マグネットを持つときは、必ず1つだけ持つ。 |
※:重点実施項目
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | マグネットを持つ時は必ず1つだけにして、持ち運ぶときは専用BOXに入れて持ち運ぼう。 |
---|---|
指差し呼称 | BOXよし! |
本社ではこの夏の酷暑を受けて、熱中症を予防するためにエアコンを増設しました。
今年2018年の夏は全国各地で連日猛暑となりました。当社の本社がある愛知県も名古屋市で猛暑日36日・最高気温40.3度、豊田市で猛暑日32日・最高気温39.7度となりました。本社所在地の東郷町は名古屋市と豊田市に挟まれた場所ですので、社員は両市に負けないほどの猛暑を味わっていました。
ひと昔前はエアコンが設置されている加工室はクリーンルーム仕様の第二工場くらいであり、第一工場ではスポットクーラーで暑さをしのいでいましたが、最近では徐々にエアコンが設置されてきていました。また数年前には工場の屋根を二重構造にしたおかげで、エアコンのない箇所でも場内温度をずいぶん下げることができました。
しかし、今年のような連日の高温猛暑となると熱中症の危険が例年よりも高く、エアコンなしでの作業は酷であり、作業効率も悪くなります。また、来年以降も猛暑となる可能性は大いにあり、社員の安全を守るためには加工室のエアコン完備は避けられないものとなっています。
本社の工場ではエアコンが設置されていない加工室が6室ありました。今回はそのうちの3室にエアコンを設置しました。
残り3室は現状では部屋の構造上設置が厳しい状態ですが、社員の安全と効率的な作業のためには、早いうちに設置できるようにし、本社工場加工室エアコン完備を達成していきたいと考えています。