2016年10月の第2製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
フッ素原料(フレコン)搬入作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
原料を搬入する時に、リフトの前方が見えにくいので、注意しないと他の作業者にフレコンが接触する。 |
○ |
2 |
原料を搬入する時に、リフトに振れ止めを装着しないと、フレコンが滑り落ちて他の作業者にあたる。 |
◎ |
3 |
原料を搬入する時に搬入口が狭いため、リフトのスピードを出し過ぎると、危険。 |
○ |
4 |
原料を搬入する時に雨が降っていると、防塵塗装の上をリフトが走行する際に滑りやすく、急ハンドルをきると不安定になり危険。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
原料を搬入する時は、進行方向に十分注意する。 |
※ |
2 |
原料を搬入する時は、安全な速度で注意しながら運転する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
原料を搬入するときは、前方に注意しながら、安全な速度で運転しよう。 |
指差し呼称 |
前方よし!速度よし! |
<品種・材料/粒子径>
電子部品材料の粉砕/Dp50
<管理図の変化>

(単位:µm)
<改善内容>
粉砕機内の原料の量を安定化しました。
※当社のノウハウとなる部分につきましては、抽象的な表現にさせていただいています。ご了承ください。
2016年9月の開発部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、開発部では取扱説明書のファイリング方法を改善し、しやすくしました。
<改善前の状態&問題点>
開発部で所持している小さい冊子の取扱説明書類は、ポケットに入れて大型ファイルにまとめて保管してありましたが、順不同で探すのに時間がかかっていました。
<改善後の状態&効果>
大型ファイルの取扱説明書をアイウエオ順で並べ、インデックスをつけて探しやすいようにしました。また、説明書の目次を作成し、開発フォルダに保管し、検索できるようにしました。サイズが小さいインバータ関係の取説等はケースファイルにまとめました。その結果、取説検索の時間短縮に繋がりました。
2016年9月の品質保証部(本社)の5S活動事例を紹介します。
今回、品質保証部(本社)では測定室玄関の土足禁止エリアを明確にしました。
<改善前の状態&問題点>
測定室玄関は、土足禁止エリアがはっきり分からない状態でした。その為、土足で室内に入って室内が汚れる事がありました。
<改善後の状態&効果>
土足禁止が分かる様にラインを引き土足禁止と表示しました。土足禁止エリアがはっきり分かる様になったので、土足で入ってくることが無くなり、室内も汚れる事が無くなりました。
2016年9月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
一斗缶の持ち上げ
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
無理な体勢で持ち上げると腰を痛める。 |
○ |
2 |
持ち上げた時しっかり持っていないと手がすべり足に落とす。 |
○ |
3 |
持ち上げた時反対の手で缶の下を支えていると缶を置いた時手を挟む。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
一斗缶を持ち上げる時は正面に立ち持ち上げよう。 |
指差し呼称 |
体勢ヨシ! |
2016年9月の第1製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
MEKを使用しての設備洗浄作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
溶剤用マスクをしないでMEK洗浄作業を行うと、MEKの臭気を吸い込み、中毒症状を起こす。 |
◎ |
2 |
溶剤用手袋をしないでMEK洗浄作業を行うと、皮膚炎を起こす。 |
◎ |
3 |
保護メガネをしないでMEK洗浄作業を行うと、ウエスから溶剤が飛び散った時に目に入り炎症を起こす。 |
◎ |
4 |
局所排気装置を使用しないでMEK洗浄作業を行うと、MEKの臭気を吸い込み、中毒症状を起こす。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
保護具(溶剤用マスク、溶剤用手袋、保護メガネ)を着用する。 |
※ |
2 |
局所排気装置を稼働させる。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
MEK洗浄作業時には、局所排気装置を稼働させ、保護具を着用しよう。 |
指差し呼称 |
局所排気装置稼働よし! 保護具よし! |
2016年8月の技術部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、技術部では粉砕機の部品管理の改善をして、部品を探しやすくしました。
<改善前の状態&問題点>
技術部ではターボ粉砕機の複数台分の部品を2箱で管理していました。各粉砕機毎に部品の型式が異なる為、目的の部品を探し出すのに時間が掛るうえ、間違った型式部品を持ち出す恐れがありました。
<改善後の状態&効果>
各粉砕機毎に箱を分けて部品を管理するようにし、型式・部品をケースに表示しました。これにより、目的の部品をすぐに探し出すことができるようになり、間違う恐れもなくなりました。また、図面もケース裏に収納できるよう改善できました。