2016年4月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
ドラム缶への排出粉の廃棄作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
マスクを付けていないと粉が鼻や口に入る。 |
◎ |
2 |
集塵機を使用してないと粉が鼻や口に入る。 |
○ |
3 |
勢いよく入れると粉が舞い鼻や口に入る。 |
○ |
4 |
缶のバンドが固く、無理にはめようとすると手を挟む。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
ドラム缶に粉を入れる時はマスクを付ける。 |
|
2 |
ドラム缶に粉を入れる時は集塵機を使用する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
ドラム缶に粉を入れる時はマスクを付けて集塵機を使用しよう。 |
指差し呼称 |
マスクよし! 集塵機よし! |
<品種・材料/粒子径>
KTL-620(自社製品)/Dp50
<管理図の変化>

(単位:µm)
<改善内容>
中間工程の原料の粒度を安定させました。
※当社のノウハウとなる部分につきましては、抽象的な表現にさせていただいています。ご了承ください。
<品種・材料/粒子径>
無機系機能材料/Dp50
<管理図の変化>

(単位:µm)
<改善内容>
粉砕機内の原料の量を安定化しました。
※当社のノウハウとなる部分につきましては、抽象的な表現にさせていただいています。ご了承ください。
2016年3月の品質保証部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
品質保証部では、製品検査が済んだ製品サンプル粉は、保管する分以外は廃棄しています。今回は、その廃棄粉を捨てるペール缶周りの改善をしました。
<改善前の状態&問題点>
ペール缶と漏斗の接続部分はダンボール製だったため、隙間がありました。そのため、上から廃棄粉を捨てると、隙間から粉が漏れて、周囲を汚していました。
<改善後の状態&効果>
ペール缶と漏斗の接続部分として金属製のものを作り、さらにパッキンを付けました。隙間がなくなったため粉が漏れなくなり、周囲を汚すこともなくなりました。
2016年3月の原料課(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
原料課ではフッ素原料を入れたフレコンにシートを覆い被せて保管しています。今回はそのシートの保管方法を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
折り畳んだシートをパレットの上に積み重ねて保管していました。そのため安定が悪く荷崩れを起こす可能性がありました。また、目的のサイズのシートを取り出すのに、時間が掛かっていました。
<改善後の状態&効果>
ブルーシートとグリーンシートを分別してコンテナに収納しました。コンテナの中に収納されているため、荷崩れすることがなくなりました。また、コンテナにはキャスターが付いており移動が容易になったため、掃除もしやすくなりました。
2016年3月の総務部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
F-5室裏(曲がり角)付近の車輌通行
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
産廃ドラム保管場所からエコセンター入り口方向へバックで走行する時、F棟横から走行してくるフォークリフトの発見が遅れると衝突する。 |
○ |
2 |
第二倉庫側に駐車しているトラックに双方のフォークリフト運転手がが気をとられ、曲がり角での徐行を怠ると衝突する。 |
◎ |
3 |
除雪作業をF-1室側から進めてくると、作業に気をとられてF-5室横から走行してくるフォークリフトに気づかずに衝突する。 |
○ |
4 |
F棟裏から出てくるフォークリフトが、ゴミ運搬台車を押して走りながらエコセンター方面に向かって来る作業者に気づくのが遅れると衝突する。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
F-5室裏(曲がり角)付近では一旦停止して安全を確認する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
F-5室裏(曲がり角)付近では一旦停止して安全を確認しよう。 |
指差し呼称 |
「安全確認 ヨシ!」 |
2016年3月の製造部(本社)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
製品タンク洗浄作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
製品タンクの下にある台車がずれ、外れて作業者に当たり怪我をする。 |
|
2 |
無理な姿勢で作業しているので、腰を痛める。 |
|
3 |
製品タンクの角に体をぶつけて怪我をする。 |
○ |
4 |
タンクを足の上に落として足の甲を怪我をする。 |
|
5 |
足下が濡れていると滑って怪我をする。 |
○ |
6 |
製品タンクを傾ける際、手が滑り足の上に落として怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
台車のキャスターのロックをしっかりかける。 |
※ |
2 |
台車から製品タンクを下ろして作業する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
製品タンクを洗浄する際は、キャスターロックをかけ、製品タンクを下ろしてから作業しよう。 |
指差し呼称 |
製品タンク準備ヨシ! |