2014年2月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
エルボージェット分級機本体の分解組立作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
側板の取手のネジが緩んでいると取手が外れて落下し、足に当たり怪我をする。 |
◎ |
2 |
側板は重く、取手の位置が重心より下にあるので、しっかり持たないと側板が回転した勢いで落下し、怪我をする。 |
|
3 |
側板が外れていると分級エッジが露出しているため、素手で触れると手を切る。 |
○ |
4 |
手袋に粉が付着している状態で側板の取り外し作業を行うと、滑って落下し、足に当たり怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
取手のネジが緩んでいないことを確認する。 |
※ |
2 |
側板は回転しないようにしっかり持つ。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
側板を外すときは取手のネジが緩んでないことを確認し、回転しないようにしっかり持とう。 |
指差し呼称 |
ネジヨシ!持ち方ヨシ! |
2014年2月の原料課(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
コンテナから袋原料を降ろす作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
コンテナ内の原料が荷崩れを起こしていると、コンテナの扉を開ける際、作業者に当たる |
○ |
2 |
コンテナ内で作業している時、奥の荷が荷崩れを起こして、作業者に当たる |
○ |
3 |
袋原料をフレコンに入れる際、上と下との作業者の息が合わないと、下の作業者に原料が当たる |
○ |
4 |
鋭利なブロック原料だと、持つときに袋が破れて、身体に当たりケガをする |
|
5 |
コンテナ内の原料が高く積んである為、荷を降ろす時に、肩・腰に負担がかかる |
○ |
6 |
高い原料を降ろす時、下の原料を足場にして降ろそうとすると、足場が不安定な為足を挫く |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
荷崩れを起こしているものと考えて扉を開ける |
※ |
2 |
扉を開ける際、一気に開けない |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
コンテナの扉を開ける際は、荷崩れを起こしていると考え、確認しながら少しずつ開けよう |
指差し呼称 |
扉を少し開けて‥‥積み荷を確認! |
2014年1月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
排出粉用ペール缶交換作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
ペール缶に載せた治具(漏斗)の取っ手に粉が付着していると、手が滑って足に落とし怪我をする。 |
◎ |
2 |
治具に粉がたくさん付いた状態で、マスクを着用せずに缶交換すると、大量の粉が舞い作業者が粉を吸い込む。 |
◎ |
3 |
マスクを着用せずに、ペール缶を乱暴に扱うとペール缶に入っている排出粉が大量に舞って作業者が粉を吸い込む。 |
◎ |
4 |
集塵機を使用しないで作業を行うと、いつまでも粉が浮遊して周りの人や作業者が粉を吸い込む。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
ペール缶を交換する際はマスクを着用し、粉が舞わないように注意して実施する。 |
※ |
2 |
ペール缶を交換する際は集塵機を作動させてから行う。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
ペール缶を交換するときはマスクを着用して、集塵機を作動させてから粉が舞わないよう注意して作業しよう。 |
指差し呼称 |
マスク ヨシ! 集塵機 ヨシ! |
2014年1月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
アーク溶接のスラグ除去作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
スラグ除去をする際、勢いよく叩くと飛び散り顔を火傷する。 |
◎ |
2 |
溶接後、すぐに除去作業を行うと高温の為、飛び散った際火傷する。 |
○ |
3 |
素手、半袖等、皮膚が露出している状態で作業すると火傷する。 |
○ |
4 |
保護メガネをしていないと目に入る。 |
|
5 |
狭い場所で行う時、力任せに叩くと打撲する。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
溶接後、すぐには除去作業を行わない。 |
※ |
2 |
手をかざし、温度が下がっていることを確認する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
スラグ除去作業を行う時は、すぐには行わず、手をかざし熱くないことを確認してから行おう!! |
指差し呼称 |
温度よし!! |
2014年1月の第2製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
端数品ケース積み下ろし作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
入っている端数品が重いと、最上段(高さ約140cm)のPPケースを積み下ろしをする際、無理な体勢になり腰を痛める。 |
○ |
2 |
最上段(高さ約140cm)の端数品を取り出す際、しっかりとPPケースを持っていないと、PPケースごと端数品が落下し足を怪我する。 |
|
3 |
しっかりと棚の奥まで入っていないPPケースがある状態で、他のケースの積み下ろしをしようとすると、積み下ろた際の振動で、奥まで入っていないPPケースが落下し、作業者に当たり怪我をする。 |
◎ |
4 |
PPケースの蓋をしっかり閉めていないと、積み下ろしする際に蓋が外れ端数品が落下し、作業者に当たり怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
最上段に置く端数品は10kg以下の物にする。 |
※ |
2 |
蓋がしっかり閉まっているか確認する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
端数品を積み下ろしする際は、重量を確認し、蓋がしっかり閉まっているか確認してから作業しよう! |
指差し呼称 |
重量よし!蓋よし! |
2013年12月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、潜在する危険源を洗い出し、重要な危険源に対して実行可能な対策を考え、実施することとしました。
テーマ
風量計の取付・取り外し作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
風量計が重い為、支えきれず風量計を落とし体にぶつける。 |
◎ |
2 |
無理な体勢(および腰)で作業するとバランスを崩し転倒する。 |
○ |
3 |
周囲をかたづけてから作業しないと、つまずき転倒する。 |
○ |
4 |
作業スペースが狭いと作業時周囲に体をぶつける。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
風量計を取付・取り外しをする際は、ハンドリフトに風量計を固定して作業しよう。 |
指差し呼称 |
固定よし。 |
2013年12月の第2製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、潜在する危険源を洗い出し、重要な危険源に対して実行可能な対策を考え、実施することとしました。
テーマ
フォークリフト給油作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
フォークリフトの給油口は高い位置にある為、無理な体勢で給油しようとすると腰痛になる。 |
◎ |
2 |
携行缶は重い(約25㎏)為、しっかり携行缶を持っていないと、手を滑らせ足に落としケガをする。 |
◎ |
3 |
携行缶のエアー抜きを忘れて給油すると、中のガスが吹き出しガソリンが噴出し目に入る。 |
○ |
4 |
携行缶は重い(約25㎏)為、長時間携行缶を持っていると腰に負担がかかり腰痛になる。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
|
1 |
携行缶の取っ手をしっかり持ち、反対の手は携行缶が落ちないように支える。 |
※ |
2 |
携行缶のエアー抜きを確実に行ってから給油する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
ガソリンを給油する際は、エアー抜きを確実に行い、携行缶を落とさないようにしっかり持って作業しよう。 |
指差し呼称 |
エアー抜きよし! |