2014年1月の第2製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
端数品ケース積み下ろし作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
入っている端数品が重いと、最上段(高さ約140cm)のPPケースを積み下ろしをする際、無理な体勢になり腰を痛める。 |
○ |
2 |
最上段(高さ約140cm)の端数品を取り出す際、しっかりとPPケースを持っていないと、PPケースごと端数品が落下し足を怪我する。 |
|
3 |
しっかりと棚の奥まで入っていないPPケースがある状態で、他のケースの積み下ろしをしようとすると、積み下ろた際の振動で、奥まで入っていないPPケースが落下し、作業者に当たり怪我をする。 |
◎ |
4 |
PPケースの蓋をしっかり閉めていないと、積み下ろしする際に蓋が外れ端数品が落下し、作業者に当たり怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
最上段に置く端数品は10kg以下の物にする。 |
※ |
2 |
蓋がしっかり閉まっているか確認する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
端数品を積み下ろしする際は、重量を確認し、蓋がしっかり閉まっているか確認してから作業しよう! |
指差し呼称 |
重量よし!蓋よし! |
2013年12月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、潜在する危険源を洗い出し、重要な危険源に対して実行可能な対策を考え、実施することとしました。
テーマ
風量計の取付・取り外し作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
風量計が重い為、支えきれず風量計を落とし体にぶつける。 |
◎ |
2 |
無理な体勢(および腰)で作業するとバランスを崩し転倒する。 |
○ |
3 |
周囲をかたづけてから作業しないと、つまずき転倒する。 |
○ |
4 |
作業スペースが狭いと作業時周囲に体をぶつける。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
風量計を取付・取り外しをする際は、ハンドリフトに風量計を固定して作業しよう。 |
指差し呼称 |
固定よし。 |
2013年12月の第2製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、潜在する危険源を洗い出し、重要な危険源に対して実行可能な対策を考え、実施することとしました。
テーマ
フォークリフト給油作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
フォークリフトの給油口は高い位置にある為、無理な体勢で給油しようとすると腰痛になる。 |
◎ |
2 |
携行缶は重い(約25㎏)為、しっかり携行缶を持っていないと、手を滑らせ足に落としケガをする。 |
◎ |
3 |
携行缶のエアー抜きを忘れて給油すると、中のガスが吹き出しガソリンが噴出し目に入る。 |
○ |
4 |
携行缶は重い(約25㎏)為、長時間携行缶を持っていると腰に負担がかかり腰痛になる。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
|
1 |
携行缶の取っ手をしっかり持ち、反対の手は携行缶が落ちないように支える。 |
※ |
2 |
携行缶のエアー抜きを確実に行ってから給油する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
ガソリンを給油する際は、エアー抜きを確実に行い、携行缶を落とさないようにしっかり持って作業しよう。 |
指差し呼称 |
エアー抜きよし! |
2013年12月の第1製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、潜在する危険源を洗い出し、重要な危険源に対して実行可能な対策を考え、実施することとしました。
テーマ
バケットリフター使用作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
バケットの先端がホッパー内に収まっていない状態で反転させると、はみ出した部分から原料がこぼれ作業者に当たる。 |
◎ |
2 |
原料が偏った位置に集まった状態でバケットを反転させると、原料がこぼれ作業者に当たる。 |
|
3 |
中の原料が見えない位置で操作すると、原料がこぼれるのに気づかず作業者に当たる。 |
|
4 |
操作スイッチを扱うときに、一気に反転させると、勢いで原料がこぼれ作業者に当たる。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
バケット内の原料が偏った位置に集まっていないかを確認する。 |
※ |
2 |
反転させる時はバケットの中が見える位置に立ち、操作する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
バケットを反転させるときは、中の原料が見える位置に立ち、操作しよう。 |
指差し呼称 |
立ち位置よし! |
2013年11月の製造部(本社)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、潜在する危険源を洗い出し、重要な危険源に対して実行可能な対策を考え、実施することとしました。
テーマ
はかりの日常点検作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
分銅を持ち上げる際、分銅が手から滑り、足に落とし怪我をする |
◎ |
2 |
分銅を持ち上げる際、腰を痛める |
|
3 |
分銅をはかりの上に移動する際、足に当たり足を痛める |
|
4 |
利き手でない手で、分銅を持ち上げると、腕を痛める |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
分銅をはかりに載せる際は、分銅台車をはかりの側まで持って行き、
手での移動距離を短くする |
※ |
2 |
分銅を持ち上げる際は、腰を据えて持ち上げる |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
分銅をはかりに載せる際は、分銅台車を側まで持って行き、腰を据えて持ち上げよう |
指差し呼称 |
分銅準備・体勢 ヨシ! |
2013年11月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、潜在する危険源を洗い出し、重要な危険源に対して実行可能な対策を考え、実施することとしました。
テーマ
電動ドリルによる大きめの穴開け作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
ホールソーが大きい為、負荷が大きく体勢良く押さえていないと腕を痛めたり手首をひねる。 |
○ |
2 |
保護具をしないと削りカスで手を火傷する。 |
○ |
3 |
保護具をしないと削りカスが目に入る。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
押す力を入れすぎると負荷が強くなるので、適当な負荷でゆっくり作業する。 |
※ |
2 |
保護具を着用する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
保護具を着用して口径の確認をして体勢よく作業しよう。 |
指差し呼称 |
保護具よし。 |
2013年11月の第1製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、潜在する危険源を洗い出し、重要な危険源に対して実行可能な対策を考え、実施することとしました。
テーマ
電動工具を使用しての固着除去作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
電動工具先端のアタッチメント部のロックが不十分なまま固着の除去作業を行うと、回転の勢いで先端部が外れ、惰性で作業者に当たる。 |
◎ |
2 |
電動工具を使用して固着除去作業を行うと、付着した粉がはがれて飛び、眼に入る。 |
○ |
3 |
長袖、手袋を着用しないで固着除去を行うと、電動工具のワイヤーが飛び、肌に当たる。 |
|
4 |
長袖、手袋を着用しないで固着除去を行うと、はがれた固着が肌に当たる。 |
|
5 |
付着した機械が不安定なまま作業を行うと、機械が傾き体に当たる。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
作業開始前にアタッチメント部のロックが十分か確認してから作業を行う |
※ |
2 |
保護メガネを着用してから作業を行う |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
電動工具を使用するときは、アタッチメント部のロックが十分か確認し、保護メガネを着用してから作業を行おう |
指差し呼称 |
ロックよし!メガネよし! |