2014年4月の製造部(本社)の5S活動事例を紹介します。
製造部のダンボ-ル(自社副資材)置場を改善し、先入れ先出しが確実にできるようにしました。
<改善前の状態&問題点>
改善前は、床に積み重ねて置いていました。補充時には残っているダンボールの上に積んでしまっていたため、下の方のダンボールは古いままのこともありました。また、ダンボールを持ち出すときには、下の方のダンボールに靴が当たることもあり、汚れの原因になっていました。
<改善後の状態&効果>
2段の棚に立てて置くようにし、矢印の向きに順番に使用するようにしました。これにより先入れ先出しが確実にできるようになりました。保管できる数も、床置きしているときよりも多くなりました。
2014年3月の原料課(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
原料課の工具、電動器具置き場を1ヶ所にまとめて使いやすくしました。
<改善前の状態&問題点>
以前は、工具置き場が2ヶ所にあり、一方の工具置き場については外部から丸見えの状態だったため、盗難にあう危険性もありました。

<改善後の状態&効果>
工場内に大型の工具置き場を設置し、2ヶ所あった工具置き場を1ヶ所にまとめたことにより以前よりも使用しやすくなり、管理も容易になりました。また、室内に移動したため盗難される危険も無くなりました。
2014年3月の品質保証部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
品質保証部の熱分析TG-DTA・DSC測定に使用する備品の保管方法を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
熱分析TG-DTA・DSCの測定に使用する備品が、2つの引き出しに分かれて収納されていたため、準備に手間がかかりました。また、必要な備品を取り忘れると何度も引き出しを開閉して取り出すというムダがありました。(測定に必要な備品は、写真上の赤丸)
<改善後の状態&効果>
専用のケースを用意して、ひとつのケースで一括管理するようにしました。ケース内では備品の名前も明示して、定置管理をするようにしました。これにより測定準備に手間取ることもなくなり、作業性もよくなりました。終了時も片付け忘れがなくなりました。
2014年2月の技術部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
技術部において機械を整備する際には、枕木の上に機械を載せて作業することがあります。今回はこの枕木の改良と保管方法を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
工作室にある枕木は用途によりいろいろな大きさ、形があり、保管時にはかさばっていました。また、定置管理もされていませんでしたので、目的の枕木を探し出し取り出すのに手間がかかっていました。
<改善後の状態&効果>
色々な大きさに対応できるように枕木を改良し、大きさ、形を統一しました。また専用台車を作り定置管理しました。これにより容易に取り出して使用できるようになりました。また、コンパクトになった為、省スペースになりました。

2014年2月の第2製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
第2製造部ではフッ素樹脂潤滑用添加剤の製造をしています。製品タンクにできあがってきたフッ素樹脂の粉末をファイバードラム等に充填する際には粉が舞い上がり、床面を広範囲に汚していたため、それを改善しました。
<改善前の状態&問題点>
製品の充填作業時、集塵機に繋がれたダクトホースを側に設置し、舞い上がった粉塵を捕集していました。しかし、それだけでは捕集しきれず、粉塵は床面の広範囲に落ちて拡がっていました。
<改善後の状態&効果>
製品タンクを丸ごと囲む集塵ブースを製作し設置しました。これとダクトホースによる捕集を併用することで、舞い上がった粉塵は集塵ブースの外へ拡がることはなくなり、従来と比較して床面を汚す面積が小さくなりました。
2014年1月の総務部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
フォークリフトバッテリー液補充作業を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
改善前は、補充液タンクから専用容器に移し替えて補充していました。これでは移し替えの際にこぼしたり、液の減り具合によっては数回同じ作業を繰り返すことになり、手間がかかっていました。
<改善後の状態&効果>
補充液タンクを棚の上に置き、ホースを接続して直接補充出来るようにしました。先端にはコックがついており、どの注入口へも容易に補充が出来ます。この方法なら何度も容器に移し替える必要も無く、とても楽に作業が出来ます。

2014年1月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
第1製造部の刻印セットの保管方法を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
第1製造部で使用している刻印はサイズ違いで2種類ありますが、収納ケースもなく段ボールにバラバラに保管されていました。そのため、使用したい刻印がすぐに探し出せないことがありました。
<改善後の状態&効果>
収納ケースに入れ刻印を整理し、入れる場所を決めました。使用したい刻印が一目でわかるようになり、紛失した場合も何がないのかすぐにわかります。収納ケースも定置管理することで探す手間がなくなりました。
