KY事例:フォークリフトを使用した2階への設備積み降ろし作業 by開発部


2018年12月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

フォークリフトを使用した
2階への設備積み降ろし作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 サイドブレーキを引かないまま作業すると、ペダルの踏み込みが緩んだ途端、リフトが動き、2階の作業者に当たり、けがをする。
2 フォークの掛かりが浅いと、設備を持ち上げたときに、設備がバランスを崩し、2階の作業者に当たり、けがをする。
3 フォークを十分に起こさないまま設備を持ち上げると、フォークから設備がずれ、2階の作業者に当たり、けがをする。
4 積荷を降ろすとき、リフトが十分に後退していないと、2階フロアに設備(フォーク)が当たって、設備がずれ、2階の作業者に当たり、けがをする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 サイドブレーキを必ず引いてから、積み降ろし作業を行う。
2 2階作業者と声を掛け合い、安全確認できてから次の作業を行う。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 フォークリフトを使用した2階への設備積み降ろし作業は、2人で声を掛け合い、安全呼称を実施し作業を行う。
指差し呼称 「声掛け、安全確認良し!」