2021年11月の製造部(本社)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
第2工場から第1工場への製品運搬作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
1 | リフトの操作を誤り壁にぶつかり衝撃で怪我をする | |
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2 | シャッターが開ききっていない状態で前進しシャッターにリフトをぶつけてしまう | |
○ | 3 | 荷物の死角に作業者が居るのが分からず、フォークを刺してしまいぶつけて怪我をさせる |
◎ | 4 | 近くの作業室から作業者が出てきてしまい荷物やリフトにぶつかり怪我をする |
○ | 5 | 後進して移動する際、リフトの荷物に気を取られて後方の人や車両にぶつかり事故になる |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | 作業室に作業者が居ないか確認する |
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※ | 2 | 周囲に作業者が居ないか確認する |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | 第2工場から製品を運ぶ際は、作業室や周囲の安全を確認してから作業をしよう |
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指差し呼称 | 作業室・周囲安全確認よし! |