KY事例:室外での溶接作業 by設備保全部


2021年11月の設備保全部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

室外での溶接作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 雨の日や、雨などで地面が濡れている所で溶接を行うと感電する。
2 アースを取り忘れて母材に触れたまま溶接しようとすると感電する。
3 溶接個所に燃えやすい物が付着していると引火して火事になる。
4 エンジン溶接機はエンジンやマフラーが高温になるため、誤って触れると火傷する。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 アースが取れているか確認する。溶接時は母材に触らない。
2 溶接個所や周りに燃えやすいものが無いか確認する。防火バケツを準備する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 エンジン溶接機で溶接作業をするときは、アースが取れているか、燃えやすいものが近くに無いか確認しよう
指差し呼称 アースよし、防火バケツよし。