2015年6月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
粉砕機内付着確認作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ | 1 | 粉砕機内の付着確認をする時、ローター部分に手をかけて押す様に回すとローターとライナーとの間に手を挟みケガをする |
---|---|---|
◎ | 2 | 粉砕機内の付着確認をする時、供給側ディズトリビューター(羽根)部分内に手や服が掛かっている状態で回すと巻き込まれケガをする |
◎ | 3 | 粉砕機内の付着確認をする時、ベルトを持って回すとベルトとプーリーで指を挟みケガをする |
○ | 4 | 運転停止直後の粉砕機は高温の為、肌の露出部分が触れると火傷する |
○ | 5 | 素手で作業すると手をケガする |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | 直接ローターを手で回さない |
---|---|---|
2 | 回転部分付近に手を掛けない | |
※ | 3 | ベルトを外し、プーリーを回す |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | 粉砕機内の付着確認をする時は、直接ローターを回さずベルトを外しプーリーを回して点検しよう |
---|---|
指差し呼称 | (ベルトを外した状態で) プーリー ヨシ |