KY事例:フレコン原料の仮検量作業 by原料課


2022年4月の原料課(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

フレコン原料の仮検量作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 仮検量の時はトラックからおろしたフレコン原料が次々運ばれて来るため仮検量担当者が焦ってクレーン操作を誤り、フレコン原料が周囲の作業者に当たり怪我をする。
2 フレコン原料をクレーンで移動させる際、急作動するとフレコン原料が振れて周囲の作業者に当たり怪我をする。
3 仮検量前のフレコン原料が不安定な状態で吊り上げると傾いて周囲の作業者に当たり怪我をする。
4 フレコン原料を吊り上げる際、玉掛け位置がズレているとフレコン原料が大きく振れて周囲の作業者に当たり怪我をする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 仮検量作業時は仮検量担当者以外が立ち入らないように「立入禁止」の看板を立てる。
2 周囲に人がいないことを確認してから作業を行う。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 仮検量作業を行う時は立入禁止の看板を立て周囲に人がいないことを確認してから作業を開始しよう。
指差し呼称 看板設置ヨシ!周囲確認ヨシ!