KY事例:ネステナーラック運搬作業【製品保管用に使用】 by品質保証部


2021年12月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

ネステナーラック運搬作業【製品保管用に使用】

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 後ろ向きに進行中、リフトのマストが上部のシャッター入り口に接触しラックが落下し付近の歩行者に接触し怪我をする。
2 出入り口天井付近に接触しないよう上方向のみ見ていると、後方にある荷物や人にリフトが接触し怪我をする。
3 後退進行中に急な加速や急ハンドル操作などを行うと、ラックを落とし、付近の人に接触し怪我をする。
4 ラックをリフトで運搬する際、過剰にフォークを上げるとマスト部分がシャッターカバーに当たり、急停止すると運転手がハンドルなどに身体をぶつける。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 出入り口通過時は一時停止し、上部に接触しないよう徐行運転で進行する。
2 上部と後方の確認を交互に行い進行方向や周囲に人や物がないか確認する。
3 急なハンドル操作をせず、徐行運転を行う。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 ラックを移動運搬する際は、倉庫出入り口付近では一時停止し、周囲(上部と前方)と後方の安全確認をし徐行しよう。
指差し呼称 周囲良し!後方良し!