今回は2013年7月の製造部(本社)のKY活動事例を紹介します。
製造部で行う「水分測定における蒸発皿出し入れ作業」をテーマとして取り上げ、潜在する危険源を洗い出し、重要な危険源に対して対策を考え、実施することとしました。
KY活動テーマ
水分測定における蒸発皿出し入れ作業

どんな危険が潜んでいるか?これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
- 蒸発皿を取り出す際、他の皿に接触し火傷する ⇒ ○
- 蒸発皿を取り出す際、トングで取り損ない、落下し割れて怪我をする
- 扉が半開きの為、取り出す際、扉に接触して落下し、割れてしまい怪我をする ⇒ ○
- 蒸発皿を取り出す際、腕が内部の壁に接触し、火傷する ⇒ ◎
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
- 蒸発皿を取り出す際は、軍手を着用し取り出す
- 蒸発皿を取り出す際は、長袖を着用し作業する
私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | 蒸発皿を出し入れする際は、扉を全開にし長袖、軍手を着用し作業しよう |
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指差し呼称 | 出し入れ準備ヨシ! |

