今回は2013年5月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
技術部で行う「100V電動工具の電源入れ」をテーマとして取り上げ、潜在する危険源を洗い出し、重要な危険源に対して対策を考え、実施することとしました。
KY活動テーマ
100V電動工具の電源入れ
どんな危険が潜んでいるか?これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
- コードが損傷していて銅線がむき出しになっているのを気づかないで、コンセントを接続すると露出した電線に接触すると感電する。 ⇒ ○
- 素手でコンセントを差し込んでコンセントの露出部分に接触し感電する。
- 電動工具のスイッチがONのままの状態又はロック状態で、コンセントを差し込んだために突然回り出し、体に触れて怪我をする。 ⇒ ◎
- ディスクグラインダー砥石の締め付けが甘い状態に気づかないで、スイッチをいれたために本体から外れて飛んできた砥石で損傷する。
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
- スイッチがOFF、スイッチロックが解除である事を確認する。
私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | 電動工具に電源を入れる時は、スイッチ確認を実施しよう ヨシ |
---|---|
指差し呼称 | スイッチOFF、ロック解除 よし |