KY事例:ホイストを使ってのフレコン原料吊り上げ作業 by第1製造部


2019年8月の第1製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

ホイストを使ってのフレコン原料吊り上げ作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 ホイストでフレコン原料を吊り上げる際、フレコンの吊り手をしっかりフックにかけないと、吊り上げた時に原料がバランスを崩し作業者にあたりケガをする。
2 ホイストでフレコン原料を吊り上げる際、フレコンの吊り手をすべてフックにかけないと、原料を支えきれず吊り手が切れて原料が落下し作業者にあたりケガをする。
3 ホイストでフレコン原料を吊り上げる際、原料の真上にホイストを合わせないと吊り上げた時に原料が横に引っ張られ、作業者にあたりケガをする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 原料フレコンの吊り手にしっかりとフックをかける。
2 吊り手にフックをかけた時に、ホイストのチェーンが垂直になっているか確認をする。
3 吊り上げる際は、地切りをし、原料フレコンのバランスを確認する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 ホイストでフレコン原料を吊り上げる際は地切りをし、フレコンの安定、吊り手の確認をしよう。
指差し呼称 フックよし! 地切りよし!