2016年1月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
篩整備分解作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ | 1 | 篩の上蓋は大きく重いため持ち上げる際、腰を痛める。 |
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◎ | 2 | 篩の上蓋は大きく重いため持ち上げて移動する際、手を滑らせ上蓋を落とす。 |
○ | 3 | 上蓋を持って移動する際、足元に道具などがあると躓き転倒する。 |
4 | 素手で作業を行うとバリ等で手を負傷する。 | |
◎ | 5 | 篩の上蓋は大きい為、持ち位置が悪いとバランスを崩し、上蓋を落とす。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | 滑り止め付き手袋を装着し、二人作業で行う。 |
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※ | 2 | 二人作業で、持ち位置を確認する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | 篩の上蓋を持ち上げる際は、二人作業で滑り止め付き手袋を装着し、持ち位置を確認してから行おう。 |
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指差し呼称 | (二人作業で上蓋を持ち上げる前に)手袋よし!持ち位置よし!! |