原料課敷地内の土場をアスファルト舗装しました。
アスファルト舗装後の様子
これまでは砂地に定期的に砂利を入れて利用していましたが、トラックの走行や冬季の除雪によって砂利が少なくなると、強風の日などには砂埃が舞い、近隣にお住まいの方にはご迷惑をかけていました。また、原料課工場内にも砂埃が舞い込んできたりしていました。
雨の日の後には水はけが悪く、フォークリフトのタイヤに泥・砂が付着するため、工場内に入る前にはタイヤを毎回洗う必要があり、ムダな時間が生じていました。
今回、アスファルト舗装したことにより、上記のような砂埃や泥の問題は解消されました。
2014年9月の総務部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、総務部(古川工場)では事務所物品庫のコピー機用トナー置き場の識別をしやすくしました!
<改善前の状態&問題点>
物品庫のコピー機用トナー置き場の棚には、トナーの使用部署名がラベルで貼ってありましたが境目がはっきりしておらず、どこからどこまでがその部署のものなのか分かりにくく、在庫数も分かりにくい状態でした。また新しいコピー機も増えてきて、トナーの種類も多くなり、ますます識別しにくい状態になりつつありました。
<改善後の状態&効果>
透明ボードで仕切りをしてトナーの使用部署、機種名を明記しました。こうすることで、目的の物が置かれている場所がすぐに分かるようになり、他部署のものや色違いのものを間違えて持っていってしまう可能性が減りました。
2014年9月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、第1製造部ではすきまゲージを定位置管理するようにしました。
<改善前の状態&問題点>
ミーティングルームの引き出しにすきまゲージの保管場所がありますが、乱雑に入れてあり、すきまゲージが何個あるのか把握出来ていませんでした。その為、紛失してもわからない問題点がありました。
<改善後の状態&効果>
引き出しを整理し、入れる場所を決めました。数を把握し、すきまゲージが一目でわかるようになりました。紛失した場合もすぐにわかります。
2014年9月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
ガラス器具洗浄作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
手を滑らせてガラスビーカーをシンクに落とすとビーカーが割れ、作業者が手を切る |
◎ |
2 |
手を滑らせてガラスビーカーをシンクに落とすと、シンクに置いてある他のビーカーや器具に当たって割れ、作業者が手を切る |
◎ |
3 |
重いものをガラス器具と同時に洗うと、シンクに置いてあるガラス器具の上に落としてガラス器具が割れ、作業者が手を切る |
○ |
4 |
ガラス器具に傷があると素手で洗浄したとき作業者が手を切る |
○ |
5 |
洗浄に使用する洗剤が水はねと共に作業者の体に飛び、目に入って負傷する |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
シンクにクッションシートを敷き、洗浄中にガラス器具を落としても割れないようにする |
※ |
2 |
洗浄していないビーカーはクッションシート以外の場所に置く |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
ガラス器具を洗浄する際はシンクにクッションシートを敷いてから洗浄開始しよう |
指差し呼称 |
(クッション)シート配置 よし! |
2014年9月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
リードバイス(万力)を使用した丸棒曲げ作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
リードバイスに丸棒を挟む際、口金からずれた状態で曲げ作業を行うと丸棒が外れ、勢いで打撲又は身体を痛める。 |
○ |
2 |
パイプを使用して曲げ作業を行う際、曲げ側の長さが短いとパイプが外れ、勢いで打撲又は身体を痛める。 |
◎ |
3 |
リードバイスの締め付けが弱いと丸棒が外れ、勢いで打撲又は身体を痛める。 |
○ |
4 |
ハンマーを使用して叩き曲げをする際、衝撃が強い為、ハンマーを落とし打撲する。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
口金にしっかり挟まっているか確認する。 |
※ |
2 |
リードバイスのハンドルをがしっかり締まっているか確認(増し締め)してから作業する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
リードバイスに丸棒を挟む時は口金にしっかり挟まっているかを確認し、増し締めしてから行おう!! |
指差し呼称 |
位置よし!締めよし!! |
2014年9月の第2製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
パレテーナ取扱い作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
パレテーナ組み立て作業に気を取られていると、周囲の物や人に気付かずに接触する。 |
○ |
2 |
パレテーナの枠のロックを忘れていると、枠が倒れてきて足に当たる。 |
|
3 |
長年使用しているパレテーナの為、素手で組み立て作業を行いキズ(バリ)があるところに触れると、手に裂傷を負う。 |
○ |
4 |
パレテーナの留め金具は錆びていて、はまりにくい物がある為、無理に力を入れて作業を行うと、留め金具から手が外れ腕をぶつける。 |
|
5 |
枠を折りたたむときに、角の枠を持ちながら折りたたむと、指を挟み怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
周囲に何もないか確認してから、組み立て作業を行う。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
パレテーナの組み立て作業を行うときは、周囲を確認してから、組み立て作業しよう。 |
指差し呼称 |
周囲よし! |
7月にご紹介しました本社製造部の「粉砕室のカーテンを防音仕様に/騒音対策を拡充!」に続き、本社製造部で実施した騒音対策をご紹介します。
下の写真は今回工場内に設置した防音シートです。
設置された防音シート
防音シートのこちら側は、近隣住宅に近い方であり、こちら側への騒音は出来る限り小さくする必要があります。
防音シートの向こう側には、騒音源となるコンプレッサーや粉砕機が稼働しており、非常に大きな音を発しています。以前はコンプレッサーのまわりだけ防音シートで囲って対策していましたが、それでは不十分だという会社判断により、粉砕機も含めて防音シートで囲うことにしました。
防音シートの効果は大きく、シートのこちら側の騒音は小さくすることができ、近隣住民への影響も小さくなったと思われます。