原料課(古川)にバッテリーフォークリフトを導入しました。これまではガソリン車を使用していましたが、近隣の方への騒音を低減するためにバッテリー車に変更しました。
道路挟んで向こうは住宅
当社の古川工場は、古川の街から15分ほど離れた山の中、畦畑という少し人里離れたところにあります。一方、原料課は古川の街の中にあるため、道路を挟んで向こう側には住宅があります。そのため、近隣住民の方のご迷惑にならないよう、仕事をする必要があります。
フォークリフトによる騒音を低減
当社の仕事にはフォークリフトは欠かせないものとなっています。フォークリフトも使い方によっては、近隣の方の迷惑になることもあります。フォークリフトの騒音もそのひとつ。会社としてはできるかぎり低減する配慮をしなければなりません。
バッテリー車はガソリン車に比べると、走行時の音が大幅に小さいので、騒音の低減に貢献します。
近隣の方のご理解なしでは、当社の事業繁栄もありません。今後も近隣の方への配慮を欠かさず、よい関係を築いていけるよう企業努力していきます。
古川工場の給水施設の建屋を改築しました。
給水施設建屋の老朽化
当社の古川工場には給水施設があります。山水や地下水をタンクに貯めて工場の各所へ給水しています。この給水施設はできてから数十年が経過しており、造りも古く老朽化も進んでいました。壁には隙間ができていたり、出入口もきっちりと閉められるような造りではなかったので、雨水が浸入したり風が吹き込んだりしていました。そのせいで場合によっては給水設備が故障する恐れもありました。
建屋改築、今まで以上に安心して水が使えるように
当社では山水・地下水を、コンプレッサーの冷却水、粉砕設備や粉砕室の洗浄、作業着や手袋などの洗濯に利用しています。給水ポンプ等は予備機も待機しいているので故障しても大きな影響は出ませんが、建物の老朽化が原因で給水設備が故障・停止し、工場内の機械や作業に影響してしまう可能性は少しでも減らしておくのが望ましいと考え、今回改築しました。
改築によって建屋は丈夫できれいな状態になり、雨風が吹き込むこともなくなりました。給水設備が雨、風にさらされる心配もなくなり、工場では今まで以上に安心して水が使えるようになりました。
2017年8月の総務部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、総務部では食品専用エリア用安全靴(使用済み)入れを用意しました。
<改善前の状態&問題点>
食品専用エリア用の安全靴が毎週金曜日の夕方から月曜日の朝にかけて、5~6足洗濯に出されます。また食品専用エリアに来客があった後も洗濯に出されます。
安全靴置き場を設置していなかった為、流し台の下に製造部員が揃えて置いてくれていましたが、数も多く場所もとられる為に洗濯作業時や手洗い時に邪魔になっていました。
<改善後の状態&効果>
使用していなかった大きめの洗濯カゴを利用して「使用済 食品用安全靴入れ」と表示をして専用カゴにしました。製造部員にもカゴ内へ入れてもらうよう周知しました。写真では1足しか入っていませんが、靴を重ねて入れてもらいます。不要時はカゴを片付け、金曜日の夕方にカゴを用意しておきます。カゴに靴を入れてもらえる事で、洗濯や手洗い時に邪魔にならなくなりました。
2017年8月の第2製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、第2製造部では「点検中」掛札を定置管理するようにしました。
<改善前の状態&問題点>
機器点検中に掛けておく「点検中」の札の保管場所が決まっておらず、粉にまみれている状態でした。
<改善後の状態&効果>
制御盤の中に保管するようにしました。これにより粉にまみれることもなくなり見た目も良くなりました。
2017年8月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
開発部実験室エアーツール取扱作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
エアーツールを取り外す際、しっかり握らないとツールやホースが飛んで作業者や周囲の人に当たりケガをする |
◎ |
2 |
ツールをきちんと取りつけていないと使用中に不意にはずれ、ツールやホースが作業者や周囲の人に当たりケガをする |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
エアーツールのつけ外しを行う際はツールが圧で飛ばないようボールバルブを閉めエアー圧を0にしてから取り扱う |
※ |
2 |
エアーツールを取り付けた際にはコネクタ部のロック機構を有効にし、外れないことを確認する |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
エアーツールのつけ外しを行う際には、エアー圧を0にし、コネクタ部のロック機構が有効になっていることを確認しよう |
指差し呼称 |
エアー圧よし!(取り外し時) ロックよし!(取り付け時) |
2017年8月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
高速切断機での切断作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
高速で切断するので切粉が飛んで目に入る |
○ |
2 |
加工物をバイスにしっかり固定しないと、グラインダーと加工物がバランスを失いグラインダーが割れ飛んできたり加工物が跳ねて体にあたる |
◎ |
3 |
切断しスイッチOFF後も惰性でグラインダーが回転していて触れると手を切る |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
確実に停止するまで加工物、固定バイスに触れない |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
切断後はグラインダーが停止するまで次工程を行わない |
指差し呼称 |
グラインダー停止よし! |
2017年8月の製造部(本社)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
フレコン原料積み下ろし作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
フレコンでバンドをしている作業者が見えず、リフトの爪を差し込んでしまい爪が長いと作業者にぶつけてしまう |
|
2 |
リフトの爪を持ち上げた際、2段目の上のフレコンがずれ落ち作業者に当たり怪我をする |
○ |
3 |
リフトを急発進させると荷崩れを起こしてしまい、周辺の作業者に当たり怪我をする |
○ |
4 |
リフトを後進させる際、フレコンに気を取られていると周辺の作業者にぶつけて怪我をさせてしまう |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
3人以上で作業をし誘導員を必ずつける |
※ |
2 |
誘導員の合図があるまでリフトの爪を差さない |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
フレコンの積み下ろし作業をする際は3人以上で作業をするようにし必ず誘導員をつけて、リフトの運転者は誘導員の合図を確認してからリフトの爪を差そう。 |
指差し呼称 |
作業員準備ヨシ! 合図ヨシ! |