2021年8月の品質保証部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
品質保証部では「第一分析室サイリシアの定置管理」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
第一分析室内において、検査に使用するサイリシアの予備を保管しているが置き場所の名称が以前まで使用されていたペール缶置き場となっており、現在の使用状況と名称が違っている状態であった。
<改善後の状態&効果>
現在使用しているスペースに「サイリシア置き場」と表示を行い、正式にサイリシアの保管場所とした。結果、サイリシアを補充する際に予備がどこにあるかすぐに見つけられるようになった。
2021年8月の原料課(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
原料課では「原料ラベル作成場所の配置変更」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
原料ラベル作成時、パソコンの横にプリンターがあるためスペースが狭く作業がしにくい状態です。また、ラベル台紙は使用頻度の高いものが近くに無いため取り出す手間がかかります。
<改善後の状態&効果>
棚を整理してプリンターの置場を下段に変更しました。パソコン横のスペースが広くなり作業がしやすくなりました。また、ラベル台紙は使用頻度の高いものを近くにして並び替えをしたことで取り出しやすくなり、見た目もスッキリとしました。
2021年8月の品質保証部(本社)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
No.20室製品運搬作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
|
1 |
部屋から出る際、シャッターに頭をぶつけて怪我をする |
|
2 |
部屋から出る際、走行してきたリフトに驚き転んで怪我をする |
◎ |
3 |
部屋から出る際、リフトと接触して怪我をする |
○ |
4 |
台車の操作を誤り、壁にぶつかり怪我をする |
◎ |
5 |
部屋から出る際、歩行者に台車を接触させ怪我をさせる |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
部屋から出る際、一旦停止をする |
※ |
2 |
部屋から出る際、周囲を確認する |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
シャッターを開けて製品を運搬する際は、一旦停止をして周囲をよく確認してから行動するようにしよう |
指差し呼称 |
一旦停止・周囲ヨシ! |
2021年8月の第1製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
脚立を使用する作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
脚立の上で無理な体勢で作業を行うとバランスを崩し、作業者が落下し怪我をする。 |
◎ |
2 |
脚立を水平ではない場所に設置すると脚立が傾き、作業者が昇降の際バランスを崩し、転倒・落下し怪我をする。 |
◎ |
3 |
脚立の止め金具をロックせずに使用すると、作業中に脚立が開いてしまい、作業者が落下し怪我をする。 |
○ |
4 |
脚立の開閉の際、可動部や回転部などに手や指を挟み怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
脚立を設置する際、使用前に設置場所が水平か確認し、がたつきが無いか確認してから
作業する。 |
※ |
2 |
使用前に止め金具が確実にロックされていることを確認してから作業する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
脚立を使用する際は、水平な場所に設置し、止め金具を確実にロックしてから作業しよう。 |
指差し呼称 |
水平よし! 止め金具ロックよし! |
2021年8月の総務部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
減容物排出作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
減容物を排出する時、扉の前にゴミがない状態にしないと作業者が躓いて転んでケガをする。 |
○ |
2 |
減容物を排出する時、扉を開けると隣で作業している人に扉が当たりケガをする。 |
◎ |
3 |
減容物を排出する時、扉を全開にしてからリフトでパレットを準備しないと、扉に接触し破損させる。 |
◎ |
4 |
減容物を排出する時、パレットの置く位置が悪いと減容物がパレットから落ちて、周囲の作業者に当たりケガをする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
扉を全開にしてパレットを減容物の手前中心にセットする。 |
※ |
2 |
減容物を排出する時は、周囲から作業者を離す。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
減容物を排出する時は周囲から作業者を離し、扉を全開にしてパレットを減容物の手前中心にセットする。 |
指差し呼称 |
周囲確認、扉ヨシ! パレット位置ヨシ! |
2021年7月の設備保全部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
設備保全部では「鋼材切断用治具」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
切断補助ローラーを増やした事で、通路にセットしたままだと不要時に通行の邪魔になっていました。
<改善後の状態&効果>
不要時には邪魔にならないよう壁に掛けられるハンガーを製作し、定置管理が出来るようにしました。
2021年7月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
撹拌溶解作業(10リットル以上)
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
撹拌開始時に撹拌器の回転数を高く設定してしまい、液滴が飛び目に入る |
○ |
2 |
撹拌機に、撹拌棒を取り付ける際、棒を固定する器具を液体に落として、液体が跳ねて皮膚に付着する |
◎ |
3 |
高粘度液体の場合、撹拌機の固定が十分でないと、撹拌機が脱落し、足などに落下し怪我をする |
◎ |
4 |
高粘度液体の場合、容器が動き倒れたりし、液体がこぼれる |
○ |
5 |
溶解熱が発生する物質の場合、容器に触れ火傷する |
◎ |
6 |
容器に液体を入れすぎると、回転数を高く設定すると液体が容器からあふれ、液体が体に付着する |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
撹拌機の回転を開始する際は、回転数をゆっくり上げる |
※ |
2 |
撹拌機と容器は動かないように、固定されていることを確認する |
|
3 |
容器に液体を入れすぎない |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
撹拌溶解作業の際は、撹拌器及び容器の固定を確認し、ゆっくりと回転数を上げる |
指差し呼称 |
固定、回転数よし |