2021年8月の第1製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
脚立を使用する作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ | 1 | 脚立の上で無理な体勢で作業を行うとバランスを崩し、作業者が落下し怪我をする。 |
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◎ | 2 | 脚立を水平ではない場所に設置すると脚立が傾き、作業者が昇降の際バランスを崩し、転倒・落下し怪我をする。 |
◎ | 3 | 脚立の止め金具をロックせずに使用すると、作業中に脚立が開いてしまい、作業者が落下し怪我をする。 |
○ | 4 | 脚立の開閉の際、可動部や回転部などに手や指を挟み怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | 脚立を設置する際、使用前に設置場所が水平か確認し、がたつきが無いか確認してから 作業する。 |
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※ | 2 | 使用前に止め金具が確実にロックされていることを確認してから作業する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | 脚立を使用する際は、水平な場所に設置し、止め金具を確実にロックしてから作業しよう。 |
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指差し呼称 | 水平よし! 止め金具ロックよし! |