2018年3月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
第1製造部では「ジェット粉砕機用モーターバルブの移設」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
粉砕機用モーターバルブは通常粉砕機側に設置されていますが、回収機側に設置されている粉砕室もあった為、そこでは回収機や排気ファンを設置する際に邪魔になっていました。
<改善後の状態&効果>
モーターバルブを粉砕機側に移設しました。これにより排気ファンと回収機をより壁側に近づけることが出来るようになり作業スペースが広くなりました。またモーターバルブが粉砕機側に移設されたことでバルブと粉砕機が近くなりフレキシブルホースを延長する必要もなくなりました。
2018年3月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
輸出製品出荷準備作業(PPバンドでの荷造り作業)
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
PPバンドを施す時に、足に負担が掛かり足を痛める恐れがある。 |
◎ |
2 |
PPバンドを施す時に、腰に負担が掛かり腰痛になる恐れがある。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
PPバンドを施す作業においては、足や腰に出来るだけ負担が掛かから無いような台車(座椅子)を使用し、負担を軽減するようにする。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
PPバンドでの荷造りは専用台車を使って作業しよう。 |
指差し呼称 |
「台車ヨシ!」 |
2018年3月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
ガス溶断架台解体作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
保護メガネを付けていないと溶断中に火花が飛び目に入る。 |
○ |
2 |
皮膚を露出させていると溶断中に火花が飛び火傷する。 |
◎ |
3 |
保護手袋を着用せず溶断物を不用意に触ると火傷する。 |
○ |
4 |
溶断物が切れて離れるときに体に当たり火傷する。 |
○ |
5 |
近くに燃えやすい物があると火事の原因になる。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
保護メガネを必ず着用して作業する。 |
※ |
2 |
保護手袋を必ず着用し溶断箇所には触らないよう注意する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
溶断作業時は保護メガネ、保護手袋を必ず着用し作業を行う。 |
指差し呼称 |
メガネ、手袋着用よし。 |
2018年3月の第2製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
屋根のすその雪下ろし
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
雪下ろしをする時に、真下から雪下ろしをおこなうと、落雪に当たり怪我をする。 |
○ |
2 |
雪下ろしばかりに気を取られていると、下ろした雪につまずいて転倒し怪我をする。 |
○ |
3 |
雪下ろし中に通行人が後ろにいると、雪下ろし棒を引いた時に通行人に接触し怪我をする。 |
|
4 |
手袋に粉が着いた状態で雪下ろしをおこなうと、雪下ろし棒が滑って、棒が体に当たり怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
雪下ろしをする時は、落下地点に入らないように雪下ろしをおこなう。 |
※ |
2 |
端から順に雪下ろしをおこなう。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
雪下ろしをする時は、落下地点に入らず端から順に雪下ろしをしよう。 |
指差し呼称 |
位置よし! |
2018年2月の原料課(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
原料課では「購買先へ返却するフレコンバッグの保管ボックスの製作」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
フッ素原料が入っていたフレコンバッグを購買先に返却する場合がありますが、返却時期までそれを保管しておく容器、場所が決められておらず、他の購買先のフレコンバッグと混在してしまう恐れがありました。
<改善後の状態&効果>
返却フレコン専用のボックスを製作しました。真ん中に敷居を入れ扉も2分割することで2社分のフレコンバッグの管理ができるようになりました。また、会社名も表示することで混在してしまう危険性も減りました。
2018年2月の製造部(本社)の5S活動事例を紹介します。
製造部では「第2工場作業室内のキャスター変更」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
室内の台車等のキャスターはゴム製の為、床にタイヤ痕が付いて汚れてしまい、見た目が悪くなってしまう状態でした。
<改善後の状態&効果>
キャスターをナイロン製のものに変更しました。タイヤ痕が付かなくなり、作業室内の見た目も良くなりました。また、汚れなくなったので掃除の手間を省く事ができました。
2018年2月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
台車からの荷降ろし作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
荷物を持ち上げる際に台車を押してしまい、台車が動いて作業者がバランスを崩し転倒したり、荷物や台車に体が当たって怪我をする。 |
○ |
2 |
荷物への手のかかりが甘いと荷物を取り落とし、作業者の足に当たって怪我をする。 |
○ |
3 |
無理な体勢で荷を持ち上げようとすると作業者の体のバランスが崩れ転倒する。 |
○ |
4 |
無理な体勢で荷を持ち上げようとすると腰を痛める。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
荷降ろしの際に台車が動かないよう、車輪止めを設置してから荷降ろしをする。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
台車から荷物を下ろすときは車輪止めを設置してから荷降ろししよう。 |
指差し呼称 |
車輪止め よし! |