2018年8月の開発部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
開発部では「3Dプリンタ材料見本の作成」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
3Dプリンタ用の造形材料(フィラメント)は多くの種類があり、材料によって造形後の色、触感などの質感は異なっています。しかし、納入時の材料の外観だけでは造形物の質感を想像することは困難であり、造形後の状態が求めるものとかけ離れている場合、材料と時間を無駄に使用してしまう可能性がありました。
<改善後の状態&効果>
各材料ごとに同一サイズのテストピースを作成したことにより、材料による質感の違いを一目で判別できるようになりました。造形品を実際に触れて見ることで造形後の状態を想像しやすくなり、材料の選定ミスや無駄な造形を低減できる可能性を得ました。
2018年8月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
第1製造部では「ACM粉砕ローター専用工具BOXの製作」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
ACM粉砕ローター、専用工具がボックスに乱雑に入れられている為、見た目も悪く、運搬の際などに粉砕ローターの刃などが工具とぶつかり傷ついてしまう恐れがありました。また、紛失の際など分かりにくい状態でした。
<改善後の状態&効果>
スポンジで定位置管理できるように専用の型を作成しました。これにより見た目が良く、工具や部品の片付けが容易になり、損傷防止に繋がりました。また、紛失した場合など一目でわかるようになりました。
2018年8月の総務部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
道路沿いの草刈りと補助作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
道路沿いの草刈りと補助作業をする時は、安全反射ベストを着用しないと通行車両に認識されるのが遅れる。 |
◎ |
2 |
草刈り作業者と補助作業者の距離が近いと、小石が飛び跳ねて補助作業者の体に当たり怪我をする。 |
◎ |
3 |
草刈り作業者は地面を見ながら作業をする為、電柱等の障害物に気がつくのが遅れ刈払機をスライドさせた時、障害物に接触する。 |
○ |
4 |
草刈り作業者は地面を見ながら作業をする為、歩行者に気がつくのが遅れ小石が飛び跳ねて歩行者に当たり怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
道路沿いの草刈り作業と補助作業は必ず安全反射ベストを着用して作業する。 |
※ |
2 |
草刈り作業者と補助作業者は8m程度の距離を空けて、作業中は距離間を保つ。 |
※ |
3 |
草刈り作業開始前に、障害物がどこにあるのかを確認しておく。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
障害物を確認し、安全反射ベストを着用し、2人の距離間を保ちながら作業しよう。 |
指差し呼称 |
障害物確認、ヨシ!安全反射ベスト着用、ヨシ!距離間ヨシ、! |
2018年8月の設備保全部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
ジグソーでの盤加工
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
保護具をしていないと切削粉やバリで目や指を痛める。 |
◎ |
2 |
加工物が安定してないと切削中、ジグソーの刃が噛んで折れ指等を痛める。 |
○ |
3 |
無理な姿勢で作業すると腰を痛める。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
保護具を着用(メガネ、手袋)。 |
※ |
2 |
加工物は安定を確認してから作業する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
ジグソーでの加工は加工物の安定を確かめて保護具を着用して作業しよう |
指差し呼称 |
(対象物に対して)安定よし、保護具よし |
2018年8月の原料課(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
トラックシート ゴムかけ作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
ゴムを掛け忘れると、運搬中シートが外れ荷物が落下し、事故につながる。 |
○ |
2 |
タイヤ付近のゴムを掛け忘れ、ぶら下がった状態になっていると、運搬中タイヤに巻き込まれ事故につながる。 |
◎ |
3 |
ゴムが劣化していると、引っ張った時に切れて、顔や体に当たりケガをする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
ゴムを掛ける度に張り具合をチェックし、掛け終わったあと全体をもう一度回ってチェックする。 |
※ |
2 |
ゴムの状態を確認してから作業する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
ゴムを掛ける時は、張り具合・長さ・状態を確認してから作業し、最後にもう一度全体を確認しよう。 |
指差し呼称 |
ゴム状態よし!全体よし! |
<品種・材料/粒子径>
天産物の粉砕/Dp50
<管理図の変化>

(単位:µm)
<改善内容>
粉砕機内の原料が最適量で安定するように調整しました。
※当社のノウハウとなる部分につきましては、抽象的な表現にさせていただいています。ご了承ください。
2018年7月の設備保全部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
設備保全部では「砥石の定置管理化」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
各種砥石がまとまって1つの箱に入れられており、使用時、目的の砥石を探すのが手間でした。また、見た目も悪かったです。
<改善後の状態&効果>
種類別に管理することで、目的の砥石を探す手間がなくなり取り出しやすくなりました。見た目も良くなりました。