2018年9月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
赤外線温度計による測定作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
温度計で温度を測定しているときに、対象物の近くにいる人の目にレーザー光が当たり目を損傷する |
◎ |
2 |
温度計を取り出した際、誤ってボタンを押して作業者や周囲の人の目にレーザー光が当たり目を損傷する |
◎ |
3 |
温度計の電池を換える際、誤ってボタンを押し、作業者や周囲の人の目にレーザー光が当たり目を損傷する |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
測定対象物の近く(方向)に人がいないことを確認する |
※ |
2 |
測定時以外は温度計のレーザー照射口にカバーを取り付けておく |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
赤外線温度計を使用する際は、対象物の近くに人がいないことを確認し、測定時以外は温度計にカバーを取り付けよう。 |
指差し呼称 |
周囲よし(測定時)、カバーよし(測定以外で取り扱うとき) |
2018年9月の設備保全部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
機械の試運転作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
|
1 |
試運転時、中に残っている粉や埃が目に入る。 |
|
2 |
騒音で耳を痛める。 |
◎ |
3 |
配管が付いていないため、回転部が露出しており、検査の際、巻き込まれる。 |
◎ |
4 |
振動等で機械が移動しだし、作業者にあたる。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
回転部が露出している所は、塞いでから試運転を行う。 |
※ |
2 |
キャスターをロックしてから作業を行う。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
回転部に手が触れてしまう部分にはカバーを付け、キャスターがロックされていることを確認してから作業しよう! |
指差し呼称 |
カバーよし!ロックよし!! |
2018年9月の製造部(本社)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
原料運搬作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
原料を素手で運ぶ際アルミ袋で指を切る |
◎ |
2 |
無理な体勢で原料を持ち上げると腰を痛める |
○ |
3 |
原料を持とうとして手が滑り足元に落とし怪我をする |
|
4 |
原料を運ぶ際、周りの作業者やリフトにぶつかり怪我をする |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
腰部保護ベルトを着用する |
※ |
2 |
原料を持ち上げる際は、身体に近づけて持ち上げる |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
原料を持ち上げる際は腰部保護ベルトを着用し、身体に近づけて持ち上げよう |
指差し呼称 |
保護ベルト着用・準備ヨシ! |
2018年8月の開発部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
開発部では「3Dプリンタ材料見本の作成」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
3Dプリンタ用の造形材料(フィラメント)は多くの種類があり、材料によって造形後の色、触感などの質感は異なっています。しかし、納入時の材料の外観だけでは造形物の質感を想像することは困難であり、造形後の状態が求めるものとかけ離れている場合、材料と時間を無駄に使用してしまう可能性がありました。
<改善後の状態&効果>
各材料ごとに同一サイズのテストピースを作成したことにより、材料による質感の違いを一目で判別できるようになりました。造形品を実際に触れて見ることで造形後の状態を想像しやすくなり、材料の選定ミスや無駄な造形を低減できる可能性を得ました。
2018年8月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
第1製造部では「ACM粉砕ローター専用工具BOXの製作」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
ACM粉砕ローター、専用工具がボックスに乱雑に入れられている為、見た目も悪く、運搬の際などに粉砕ローターの刃などが工具とぶつかり傷ついてしまう恐れがありました。また、紛失の際など分かりにくい状態でした。
<改善後の状態&効果>
スポンジで定位置管理できるように専用の型を作成しました。これにより見た目が良く、工具や部品の片付けが容易になり、損傷防止に繋がりました。また、紛失した場合など一目でわかるようになりました。
2018年8月の総務部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
道路沿いの草刈りと補助作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
道路沿いの草刈りと補助作業をする時は、安全反射ベストを着用しないと通行車両に認識されるのが遅れる。 |
◎ |
2 |
草刈り作業者と補助作業者の距離が近いと、小石が飛び跳ねて補助作業者の体に当たり怪我をする。 |
◎ |
3 |
草刈り作業者は地面を見ながら作業をする為、電柱等の障害物に気がつくのが遅れ刈払機をスライドさせた時、障害物に接触する。 |
○ |
4 |
草刈り作業者は地面を見ながら作業をする為、歩行者に気がつくのが遅れ小石が飛び跳ねて歩行者に当たり怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
道路沿いの草刈り作業と補助作業は必ず安全反射ベストを着用して作業する。 |
※ |
2 |
草刈り作業者と補助作業者は8m程度の距離を空けて、作業中は距離間を保つ。 |
※ |
3 |
草刈り作業開始前に、障害物がどこにあるのかを確認しておく。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
障害物を確認し、安全反射ベストを着用し、2人の距離間を保ちながら作業しよう。 |
指差し呼称 |
障害物確認、ヨシ!安全反射ベスト着用、ヨシ!距離間ヨシ、! |
2018年8月の設備保全部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
ジグソーでの盤加工
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
保護具をしていないと切削粉やバリで目や指を痛める。 |
◎ |
2 |
加工物が安定してないと切削中、ジグソーの刃が噛んで折れ指等を痛める。 |
○ |
3 |
無理な姿勢で作業すると腰を痛める。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
保護具を着用(メガネ、手袋)。 |
※ |
2 |
加工物は安定を確認してから作業する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
ジグソーでの加工は加工物の安定を確かめて保護具を着用して作業しよう |
指差し呼称 |
(対象物に対して)安定よし、保護具よし |