2019年12月の原料課(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
原料課では「コピー用紙・タック紙置き場の改善」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
倉庫棚にコピー用紙・タック紙が置かれていますが、種類やサイズ違いの物が混在していて必要な物が取り出しにくい状態でした。又、表示もしっかりされていませんでした。
<改善後の状態&効果>
タック紙を上段、コピー用紙を下段に分けて置くようにし、サイズ違いの物を重ねて置かないようにしました。タック紙は種類別に帯色が分けてある為、持ち出し時に確認できるよう品名とともに帯色の表示もしました。種類別に置いたことで上の物を除ける手間もなくなり、必要な物が取り出しやすくなりました。
2019年12月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
最終検査作業(テーブルリフトへの積載)
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
未検査品をテーブルリフトに載せようとする際、検査記録記入者が接近に気付かず動き出すとパレットに衝突し、ケガをする。 |
○ |
2 |
フォークリフト作業者がテーブルリフトの枠内に載せないと、検査記録作業者に接触し、ケガをする。 |
○ |
3 |
テーブルリフトに載せようとする際、急旋回すると荷が崩れて付近の作業者に当たり、ケガをする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
荷をテーブルリフトに載せる際は、一声かけて記録記入者に知らせる。 |
※ |
2 |
荷を載せる際は、テーブルリフトの周囲1m以内に入らないようにする。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
テーブルリフトに積載する際は周囲1m以内に人がいないかを確認し、いる場合は声を掛けて離れてもらう。 |
指差し呼称 |
「周囲安全、ヨシ!」 |
2019年12月の第1製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
ミシン糸 交換作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
ミシン糸を交換する際に、電源を切ってから作業をしないと、誤ってペダルを踏んだ時にモーターが回り針で指を刺す。 |
◎ |
2 |
ミシン糸を交換する際に、電源を切った後でも放電してから作業をしないと、誤ってペダルを踏んだ時に残っている電気でモーターが回り針で指を刺す。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
ミシン糸を交換する時は、電源を切ってから作業をする。 |
※ |
2 |
電源を切った後、モーターが回らなくなるまでペダルを踏んで(放電)から作業をする。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
ミシン糸を交換する際は、電源を切った後、ペダルを踏んで(放電)モーターが回らないことを確認してから作業をしよう。 |
指差し呼称 |
電源よし! モーター停止よし!(ペダルを踏んで確認) |
2019年12月の製造部(本社)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
廃棄粉のフレコンへの廃棄作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
無理な体勢で作業をすると腰を痛める |
○ |
2 |
勢いよく廃棄粉を入れると袋が破裂し粉が飛散して目に入る |
○ |
3 |
ポリ袋に穴が開いていると粉が漏れて目に入ってしまう |
|
4 |
足元のパレットに躓き転んで怪我をする |
|
5 |
粉で床が汚れていると滑って怪我をする |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
廃棄粉の廃棄作業をする時は腰部保護ベルトを着用して作業をしよう!! |
指差し呼称 |
腰部保護ベルト着用ヨシ! |
<品種・材料/粒子径>
無機材料の粉砕/Dp98
<管理図の変化>

(単位:µm)
<改善内容>
粉砕機内の原料が最適量になるよう調整し、安定稼働できるようにしました。
※当社のノウハウとなる部分につきましては、抽象的な表現にさせていただいています。ご了承ください。
2019年10月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
第1製造部では「原料投入口のレーザーによる停止装置の改善」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
原料投入口から粉がこぼれるとレーザーが反応し全停止しますが、ピンポイントのため粉が多量に落ちないと停止しません。また、原料がダイレクトに床に落ちるため廃棄している状態で掃除する時間も掛かり手間になっていました。
<改善後の状態&効果>
投入口の下にレーザー部分に粉が集まるような器具(SUS製)を製作し設置しました。少量の粉でも中央に集まるため、最小限に粉をおさえる事ができました。また、落ちた粉は原料戻しができるようになり、掃除する手間もなくなり時間短縮に繋がりました。
2019年10月の開発部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
開発部では「ボールミルのボール整理」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
開発部には、ボールミルのボールが数種類あるが、ポリ袋に入れて保存されていたため、どの大きさのボールがあるかわかりにくい状態だった。また、見た目が悪かった。
<改善後の状態&効果>
ボールを容器に入れ、どの大きさのボールがあるか、わかりやすく色分けして表示した。また、重くてうっかり落とさないように、容積による重さを表示した。
結果、ボールが整理され、紛失しにくくなった。また、重さ表示もあるので、重くてうっかり落とし、ケガをしないようになったと考えられる。