KY事例:製品缶吊り上げ作業(洗浄時) by第2製造部


2020年11月の第2製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

製品缶吊り上げ作業(洗浄時)

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 製品缶の近くで操作を行うと、吊り上げた製品缶が自分や他の作業者の方に揺れて、接触し怪我をする。
2 シャックルの取り付けがあまいと操作中に外れ、落下してきた製品缶に接触し怪我をする。
3 ベルトスリング付近に手を当てて操作すると手を挟んで怪我をする。
4 キャスター付きの枠をロックし忘れて吊り上げると、枠が思わぬ方向に動き作業者に接触し怪我をする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 製品缶が揺れることを予測し、周囲に人が居ないことを確認してから離れて操作する。
2 キャスターをロックした後、製品缶が動かないことを確認する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 製品缶吊り上げ作業を行う際は、キャスターのロックと周囲に人が居ないことを確認してから離れて操作しよう。
指差し呼称 キャスターロックよし!周囲よし!立ち位置よし!