2023年11月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
台車を用いた荷物運搬作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
荷物を高く積んで運ぶと、荷物が崩れ、作業者の体に当たり怪我をする。 |
○ |
2 |
台車の車輪が段差に引っかかり、その反動で荷物が崩れ、作業者の体に当たり怪我をする。 |
○ |
3 |
勢いよく台車を押すと転倒し、怪我をする。 |
◎ |
4 |
荷物の重心が前側にあると台車の後ろ側が浮き、バランスが崩れ、転倒し怪我をする。 |
◎ |
5 |
軽い荷物の上に重い荷物を積んで運ぶとバランスが悪くなり、上の荷が崩れて、作業者の体に当たり、怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
荷物を積み重ねて置く際、重い荷物を下にして、荷物の高さが台車のハンドルの高さを越えないようにする。 |
※ |
2 |
荷物を乗せる際は台車取っ手側に寄せて置く。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
台車で荷物を運ぶ際は、重い荷物を下にし、荷物の高さ・重心位置を確認してから運搬開始する。 |
指差し呼称 |
高さ・重心 よし |
2023年10月の品質保証部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
品質保証部では「コーナーガード置き場の改善」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
パレットに製品を積み付けた後、長尺段ボールシートをあて養生を行いますが、入れ物自体が変形しやすく収納しても倒れやすく使い勝手が良くありませんでした。
<改善後の状態&効果>
専用の枠を壁面に固定することで、長尺段ボールが垂直状態で保管が出来るようになり、さらに床から浮かしてあるため掃除もしやすくなりました。
2023年10月の品質保証部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
品質保証部では「製品パレット用保管カバーの清掃・管理」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
自社フッ素ケース製品『A-25品』は第一倉庫内で保管していますが、場内の砂ぼこりや塵から守る為に養生カバーをかけています。トラックの出入りが多い為、スス汚れが目立ち手にも付着してきます。
<改善後の状態&効果>
カバーを洗浄したところ、汚れも落ちたので取り扱いの際に手に汚れが付着することもなくなりました。これを機に年に二回清掃することとしました。
2023年10月の設備保全部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
試運転部屋 配線作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
電源を切り忘れて作業し、充電部に触れて感電する。 |
◎ |
2 |
電源を切り忘れ配線を接触させ火花で火傷する。 |
|
3 |
素手で作業すると結束バンドの切り口等で手指を怪我する。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
配線作業前は電源が確実に遮断されているか確認して作業しよう |
指差し呼称 |
電源遮断ヨシ |
2023年9月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
第1製造部では「食品棟E-4室原料側集塵機配管の延長」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
E-4室にある原料用集塵機配管は、原料ホッパーから離れた所に取り付けてあり原料を投入する際、集塵がしっかり出来ていない為、壁が白くなってしまいます。
<改善後の状態&効果>
原料用集塵機の配管を延長し、集塵能力をアップさせたことで粉が舞わなくなり壁が白く汚れなくなりました。
2023年9月の開発部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
開発部では「ゴミ箱とロボット掃除機の、一体型収納」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
事務所2階のロボット掃除機は収納場所が特になく、部屋の隅のコンセントの近くに置かれており、見栄えが少し悪かった。
<改善後の状態&効果>
ゴミ箱をメタルラックの上に置き、メタルラックの下にロボット掃除機を収納できるようにした。
結果、見栄えが良くなり、部屋がすっきりした。
コンセントが近いので、ロボット掃除機はすぐに充電できる。また、ゴミ箱が近いので、ロボット掃除機のごみをすぐに捨てることができ、使い勝手が良くなった。
2023年9月の開発部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
開発部では「モフォロギG3用 エアフィルターユニットの改良」を実施しました。
<改善前の状態&問題点>
粒子画像分析装置モフォロギG3はサンプルを圧縮エアーで分散させて測定を行う。使用する圧縮エアーに異物・水分・油分が含まれていると測定結果や装置への悪影響があるためフィルターが取り付けられているが、中央のウォーターフィルターが破損しておりエア漏れが発生している。また、エアーのIN/OUT方向が機械の位置と反対になっており、エアホースが180°曲がっているため無理な力がかかっている。
<改善後の状態&効果>
破損したウォーターフィルター(水滴用)を取り外し、レギュレーターとエアートフィルターのIN/OUT方向を180°反転した。実験室に引き込んだ圧縮エアーの元バルブに大型のウォーターミストフィルターが設置されていることと、レギュレーター前に設置したエアフィルターで十分な異物・ミストろ過ができていると判断し新品のウォーターフィルターの設置は行わなかった。この改善の結果、エアー漏れが解消、また、エアホースに無理な力がかからず接続部の破損やエアー漏れのリスクが低減した。