2013年12月の第1製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、潜在する危険源を洗い出し、重要な危険源に対して実行可能な対策を考え、実施することとしました。
テーマ
バケットリフター使用作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ | 1 | バケットの先端がホッパー内に収まっていない状態で反転させると、はみ出した部分から原料がこぼれ作業者に当たる。 |
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◎ | 2 | 原料が偏った位置に集まった状態でバケットを反転させると、原料がこぼれ作業者に当たる。 |
3 | 中の原料が見えない位置で操作すると、原料がこぼれるのに気づかず作業者に当たる。 | |
4 | 操作スイッチを扱うときに、一気に反転させると、勢いで原料がこぼれ作業者に当たる。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | バケット内の原料が偏った位置に集まっていないかを確認する。 |
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※ | 2 | 反転させる時はバケットの中が見える位置に立ち、操作する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | バケットを反転させるときは、中の原料が見える位置に立ち、操作しよう。 |
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指差し呼称 | 立ち位置よし! |