ボール盤作業時に長物鋼材の落下や横振りで怪我をしないよう、鋼材をしっかり固定します!by技術部


2016年6月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

長物鋼材ボール盤作業

長物鋼材ボール盤作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 鋼材の重心が穴加工位置と違うので、手を滑らすと鋼材が落ち怪我をする。
2 鋼材が長いので加工位置を替える際、周囲に作業者がいると鋼材が当たりけがをする。
3 バイスを持つことが出来ない状態なので、キリが噛み込むと鋼材が振られ当たりけがをする。
4 保護手袋をしていないと切削屑で指にけがをする。
5 保護メガネをしていないと切削屑で目にけがをする。
6 中腰作業の為、長時間作業を行うと腰に負担がかかる。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 大きいバイスを使い、テーブルにシャコ万でしっかり固定する。
2 シャコ万で固定出来ない場合はハンドドリルで作業する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 長物鋼材のボール盤作業は大きいバイスを使用しシャコ万で固定して作業しよう。
指差し呼称 バイス固定よし!