KY事例:減容機内の減容物排出作業 by総務部


2024年11月の総務部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

減容機内の減容物排出作業

KY画像

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 減容物を排出する時、扉の前にゴミや障害物があると作業者が躓いて転んでケガをする。
2 減容物を排出しようと扉を開ける時、隣で作業している人に扉が当たりケガをする。
3 減容物を排出する時、扉を全開にした状態にて、リフトでパレットを準備しないと、開ききっていない扉に接触しパレットを破損させ、破片が周辺作業者に飛来しケガをする。
4 減容物をペダルを踏んで排出する時、フォークリフトのサイドブレーキをかけていないと排出した減容物がパレットに載った反動でリフトが後ろに動き、近くの作業者に当たりケガをする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 減容機の扉を全開にして、パレットを減容物の手前中心にセットする。
2 減容物を排出する時は、リフトのサイドブレーキをかけて周囲から作業者を離す。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 減容物を排出する時は、周囲から作業者を離し、扉を全開にしてリフトのサイドブレーキをかける。
指差し呼称 周囲確認、扉ヨシ!サイドブレーキヨシ!