2015年9月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
高所作業車による作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ | 1 | 高所作業車を移動中、路面の凹凸に気がつかないと車体が揺れて運転をミスし易く危険である。 |
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○ | 2 | 高所作業車を移動中や作業床の下降時、車体周辺は見えにくく注意を怠ると思わぬ事故につながる。 |
○ | 3 | 高所作業車で通路から粉砕室内へ移動するとき、入口の高さが低いため注意してないと壁に頭をぶつける。 |
◎ | 4 | 作業床の上昇中に頭上の配管等に気づかず頭を打つ。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | 作業床を上昇する前に危険な箇所はないか確認する。 |
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2 | 作業補助者を立て高所作業車の周りの危険箇所を知らせてもらう。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | 作業床を上昇する前に頭上及び周囲に危険がないか確認しよう。 |
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指差し呼称 | 頭上ヨシ!周囲ヨシ! |