配管フェルール化を進行中/社内規格配管のフェルール化完了!


2017年7月の「配管フェルール化を進行中/パッキン混入リスクゼロを目指します!」の中でご紹介しました古川受託粉砕部門の「配管の完全フェルール化2カ年計画」の途中経過としまして、この度、社内で規格化されている配管についてはフェルール化が完了しました。

配管フェルール化とは

当社の受託粉砕の粉砕プラントを大雑把に表すと原料ホッパー、粉砕機、回収機から成っています。これらの設備は複数の配管で連結されており、その中を粉体が通って送られるようになっています。

従来はフランジ継手の配管を使っておりましたが、フランジ継手の配管を接続するためには接続部にパッキンを使用する必要がありました。その為、パッキンが劣化していたりすると通過する粉体との接触によって削れて混入するリスクがありました。

このリスクを無くすためにパッキンを使用しないフェルール継手の配管に変更していこうという活動が配管フェルール化です。

社内規格配管のフェルール化が完了

昨期から順次フェルール化を進めてきて、この度、社内で規格化されている配管についてはすべてフェルール化することができました。フェルール化した配管の数は200本にのぼります。

社内規格配管がすべてフェルール継手なったことで、大多数の粉砕プラントでは配管の接続部にパッキンが使われることがなくなり、長年抱えていたパッキン混入リスクがゼロに近づきました。

完全フェルール化を達成し今以上に安心できる製品をお客様に

2カ年計画の完了期日は今期末です。今後は規格化されていない配管についてもフェルール化を推し進めていき、今期末までには完全フェルール化を達成できるようにしていきます。

完全フェルール化を達成しパッキン混入リスクをゼロとすることで、今まで以上に安心できる製品をお客様にお届けできるようにしていきます。