本社の第3工場を改装し、新生第3工場となり、粉砕作業環境が格段に向上しました。
今までの第3工場
本社の第3工場は、かつては倉庫としてのみ利用していました。それが数年前より粉砕技術の研究室として少しずつ利用されるようになりましたが、粉砕作業をする環境として、お世辞にもよいとは言えない状況でした。
それもそのはず、建物は喜多村が創業するよりもずっと以前のものなので、柱が傾いていたり、コンクリートの床も荒れていたりというありさま。おそらく喜多村としてまともに手入れしたことはないのではないかという建物でした。
粉砕技術の研究室として今後も大いに活用していくためには、粉砕作業環境の向上はもちろんのこと、周辺住民への騒音防止のための防音対策、建物の耐震化などをしておく必要があると判断し、今回改装することとなりました。
生まれ変わった第3工場
改装工事は今期6月より始まり、7月初旬に完了し、新生第3工場となりました。
遠目の外観はほとんど変わらないのですが、内部は防音壁、防塵塗装床、空調完備、LED照明と見違ええるほどの部屋になりました。もちろん傾いていた柱などの対策も含め、建物の耐震強化もされています。
9月現在ではすでに設備も持ち込まれ、粉砕作業も行われています。今までの環境とは雲泥の差なので、この部屋の作業者にとっても喜ばしいことだと思います。
将来の粉砕技術に繋げる可能性
当社には、研究開発を担当する部門が3部門あります。古川工場の開発部と第1製造部の粉砕技術G、そして本社第3工場(営業部担当)です。いずれの部門も、喜多村の粉砕技術の進化を目指して活動しており、将来の喜多村の姿に大きく影響することと思います。
新生第3工場においても、将来の粉砕技術に繋がるような実績・ノウハウが積み上げられていくことを期待されています。