KY事例:400型ターボミルのジャケット開閉作業 by第2製造部


2024年12月の第2製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

400型ターボミルのジャケット開閉作業

KY画像

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 作業スペースが狭いため、ジャケットを開けた際に壁や架台とジャケットに挟まり怪我をする。
2 ジャケットは重量物のため無理な態勢で開閉を行うと腰を痛める。
  3 ジャケットを開く際、持つ位置が悪いと床に着くときに手を挟み怪我をする。
  4 ジャケットを開いた際、ゆっくり降ろさないと足を挟んでしまい怪我をする。
5 ジャケットを閉める際、勢いをつけ持ち上げようとすると腰を痛める。
6 2人の息が合わないと片方の作業者に負担がかかり思わぬ事故につながる。
  7 ジャケットを閉める際に指を挟んで怪我をする。
8 足元に物が散乱しているとジャケットを開ける際、物に躓きジャケットと一緒に転倒し怪我をする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

  1 掛け声をかけながら開閉作業を行う。
2 足元を整理し、作業スペースを確保してから行う。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 ジャケットを開閉する際は、作業スペースを確保し2人作業で行い掛け声をかけながら作業しよう。
指差し呼称 足元よし!! 準備よし!!