検査結果照会システムを導入/検査結果確認時の時間ロスを削減!


古川工場に検査結果照会システムを導入しました。
検査結果照会システムとは、品質保証部で製品検査した結果を、作業担当者が製造現場の近くにいながら照会、確認できるシステムです。

検査結果照会システム

検査結果照会システム

喜多村の製品検査では、検査の性質上または他品番の検査終了待ちが発生したりするため、検査結果が出るまでに時間を要することが多々あります。そのため、製造現場の作業担当者は検査結果が出るころを見計らって、品質保証部に確認しに行ったり、検査結果が出たあと検査員が現場へ伝えにいっていました。製造現場から品質保証部までは少し距離があるため、その間を往復する時間がムダになっていたり、作業を中断することで時間をロスしていました。

検査結果照会システムの導入に伴い、第一製造部(A棟、E棟の2箇所)と第二製造部(ミーティングルーム前)の計3箇所にタッチパネル式大型モニターが設置されました。モニターには製品毎の検査結果がリアルタイムで表示されますので、品質保証部で検査結果が出るとすぐにモニターで確認できます。タッチパネル式のため、操作も容易です。

作業担当者は、現場の近くにいながら検査結果をリアルタイムで確認することができるようになり、作業中断や往復する時間のムダを減らすことができています。

また、モニターには警告灯が付属しています。製品検査で規格外の結果が出て不合格になったものがあると警告灯が点灯し知らせる仕組みになっており、不合格に対してより敏感に察知できるようになっています。

検査結果照会システム

警告灯

システム導入後、製造現場の作業者には非常に好評なため、モニターを4台追加設置することが決まっており、製品検査結果の伝達、確認がますますスムーズになることが期待されます。

なお、当社の基幹システムは業務開発部企画室がすべて社内開発しており、今回の検査照会システムも基幹システムの一部として開発しました。