KY事例:フォークリフト荷物運搬作業(視界を妨げるような荷の積載時) by第一製造部


2024年4月の第一製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

フォークリフト荷物運搬作業(視界を妨げるような荷の積載時)

KY画像

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 荷物で前が見えない状態で前進すると、前方の作業者に気が付かず接触してしまい怪我をする。
2 荷物で前が見えない状態で前進すると、前方の設備や壁に接触し荷物が倒れ、周囲の作業者に当たり怪我をする。
3 回収機など高さのある荷物を運搬する時、しっかりと固定していないと振動で荷物が倒れ、周囲の作業者に当たり怪我をする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

  1 荷物で前が見えない状態の時は、後進走行を行う。
2 やむを得ず前進しなければならない時は、誘導者をつける。
  3 シャコ万や、ラッシングベルトで荷物をしっかりと固定して運搬する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 荷物で前が見えない状態で前進する時は、誘導者をつけて前方の安全確認をしよう。
指差し呼称 誘導者よし!前方よし!