古川工場にデジタルマイクロスコープ(レーザー元素分析機能付き)を導入しました!
デジタルマイクロスコープ(レーザー元素分析機能付き)の経緯
当社の古川工場で使用していたマイクロスコープは型が古い事もあり、試作等で度々必要になる形状観察などが困難になりつつありました。お客様からのご要望に対し、より高いレベルでお応えする為に高度な分析機能を備えた機器の導入を検討した結果、デジタルマイクロスコープ(レーザー元素分析機能付き)を購入致しました。
また、自社の研究開発やテストにおいても高度な分析機能を活用することで、より良いモノ・工程づくりへの寄与が期待できます。
レーザー元素分析機能
今回導入したデジタルマイクロスコープ(レーザー元素分析機能付き)の機能や特徴について一部ご紹介いたします。
まず何といってもその名の通り、レーザーを用いた元素分析ができます。
この機能が搭載されている事により、これまで外部に依頼していた無機・金属系の分析にも自社で対応することができます。
3D形状測定モジュール機能
続いて3D形状測定モジュール機能についてご紹介いたします。
これまでの機器では表面観察のみ行っておりましたが、今回導入した機種は3D形状測定モジュール機能を有しており、立体的な画像解析が可能となります。
その他の機能
前述の機能の他にも様々な機能を有しています。
確認したい範囲がカメラの画角に収まりきらない場合に活用できる画像連結機能や、光が反射しやすい素材を確認する際に便利な反射除去機能、表面のキズ等を確認する際などに役立つディープコントラスト機能など様々な機能を搭載しています。倍率についてもマイクロスコープ部分は2000倍まで対応できます。
これらの機能を最大限活用し、より良いモノづくりやより良いサービスの提供に尽力して参ります。